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コンビニ3大チェーンの「のり弁」コスパがいいのはどれ?セブン・ローソン・ファミマ

日刊SPA! / 2024年5月20日 15時53分

 米にかんしては、おかかは旨みを感じる甘めの味付けで、醤油っ辛さのない仕上がり。ただ、大きいのりが一枚べったりと敷かれており、箸で割きにくいのが少々難点でした。

 レンジでチンして食べるお弁当にもかかわらず、揚げ物が油っこさを感じさせないところに技術の高さを感じました。「どちらかというとあっさりめで、甘めの味付けが好み」という方にぴったりはまるかもしれません。

◆ローソン「これがのり弁当」

 そして最後はローソン「これがのり弁当 549円(税込)」。

 量は今回最大、ほかにはなかった玉子焼きに唐揚げまで付いた欲張りな内容で、唯一米とおかずがセパレートになっているのも特徴です。しかし値段も最高額で、ファミリーマートと比べると80円ほど高い設定。

 2022年3月にリリースされた「これが定番!」シリーズのうちの一商品で、従来20℃前後で常温陳列されていた弁当を、5℃前後のチルド製品にして鮮度を保っているそうです。その実力やいかに。

 ちくわの磯辺揚げは磯の香りがとてもしっかり。白身魚フライはふんわりとしてボリューム感があり、上のタルタルソースもたっぷりかかっていますが、その味付けはピクルスの香りと酸味がわりと立っており、好みが分かれそうです(ちなみに筆者は好きです)。

 コロッケはカレー風味になっていてスパイスの香り鮮やか、唐揚げはニンニクしょうがが効いていて、ハーブと香辛料の香りも感じられました。玉子焼きは少し甘め、きんぴらごぼうは太めのカット。

 米はかつおとともに、昆布の甘辛さと旨みがしっかりと効いていました。

 全体的に塩味はさほど強く感じないのに、それぞれのキャラが立っているのは、香りに鮮やかなインパクトがあるからでしょう。幕の内、とはいかないまでも、「とにかくバラエティ豊かな味わいが楽しめる」一品でした。

◆筆者の推しはローソン「これがのり弁当」!

 ローソンは定番というよりも、のり弁当に求めるものの少し上をいくバリュー感がありました。セブン‐イレブンはやはり正統派、ファミリーマートは米のおいしさに驚きました。

 味も価格も三者三様。いつも食べ慣れているのとは違うのり弁当にも、ぜひトライしてみてください!

文/川瀬章太

【川瀬章太】
フリーライター。神戸・大阪の編プロに8年勤務し、グルメ・街ネタ誌や飲食業界誌などを手がける。取材経験は1500件以上。某純文学新人賞の最終選考に3度残ったことがある。現在はWEBサイト「LIQLOG」などで、ビギナーにやさしいお酒の基礎知識や取材記事を執筆中

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