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プロが教える「梅雨入り前に買っておくべき靴」5選。台風、ゲリラ豪雨も怖くない

日刊SPA! / 2024年5月22日 15時52分

個人的一推しはニューバランス「2002R GTX J」。ニューバランスのショップに行くと、必ずノーマルの「2002R」と並べられていますが、外から見ても違いがわかりません。それもそのはずで、ノーマルモデルの表と裏の素材の中に完全防水のゴアテックスの生地を入れただけの超優秀モデルなのです。

案外知られていませんが、真夏のゴアテックス製品は蒸れます。とくにこれからの季節は、せっかく外からの雨を防いでも中が汗でびっしょりと濡れてしまっては意味がありません。ゴアテックス商品の表示を見ると、「中からの蒸れは逃す」みたいな表現が目立ちますが、日本の夏はもはや熱帯。夏は蒸れるので、少しでもメッシュ素材を採用している靴がベターです。そうなると途端に「横チャック」のシニアモデルになってしまうので、あえてNBの高級路線に投資することをおすすめします。コーディネートもサマになりやすく、「実はゴアテックス」という所有感も満たされます。冬は風も冷気もシャットアウトするので、長い目で見ても本当にコスパのいいモデルです。

ゴアテックス製品を選ぶとき、サイズには注意が必要です。基本的には普段のサイズよりハーフサイズアップが無難です。なぜかというと、ゴアテックスはまったく伸びないからです。メッシュや革なら履きこむと馴染みますが、ゴアテックス製品は「買った時」と「3年後」のサイズがまったくと言っていいほど変わりません。可能なら試し履き、ネット購入ならハーフサイズアップしましょう。

ビジネスシーンで革靴しか履けないという場合は、テクシーリュクス(アシックス商事)の出番です。この見た目で、完全防水。定価も1万7000円前後とゴアテックス製品の中では安価。しかし繰り返しますがこれからの季節は、蒸れが避けられません。そこで裏技をご紹介します。コロンブス社のヌメ革インソールと組み合わせます。左右入って1650円とお値段も安い。

かなり薄い製品なのでサイズ感もきつくなったりしません。これがあるのとないのとでは大違い。やや大げさですが紙オムツ並みに水分を吸います。タンニンという超絶に殺菌力のある茶渋を革に使用しているので、匂わないだけではなく、靴の中でたっぷり汗をかいても、一日終わって「ちょっと湿ってるかな」程度に強力。私もゴアテックス製品には自作のヌメ革インソールを入れていますが、3年ほどフルに使用して効果はまったく減っていません。

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