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18歳で人気ホスト、有名イベントサークル設立…“リア充”を極めた大学生、意外なその後

日刊SPA! / 2024年5月22日 15時49分

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ホスト時代は酒が飲めないという大きなハンディを乗り越え、人気を獲得

 大学生にして1日で何百万円も売り上げる人気ホストを経て、有名アーティストやモデルが集う大規模イベントの開催者となり、脚光を浴びた毎日。そんなカネと欲望にまみれた日々を早くに経験し、「10代のうちにすべてやりつくしてしまった」と振り返る男はその後、どんな社会人になったのか。“リア充の頂点”を極めた大学生のその後を聞いた。
◆「女のコと話したい」がきっかけで、ホストに転身

「高校時代までは、甲子園を目指す高校球児として、ごく普通の生活を送っていたんです」

 そう語る金子雄太氏は現在、人材会社で副社長として経営の一端を担っている。そんな金子氏の人生は大学進学のために関西から上京して、自身の環境は180度変わったという。

「高校時代までろくに女性と話をしたこともなかったので、『大学生になったからには、女性とちゃんと話せるようになりたい』と思っていたんです。そんなとき、渋谷でホストの勧誘を受けて。当時は風営法もゆるくて、未成年でもホストで働けたんですね。大学生活にもどこか物足りなさを感じていたし、ホストになれば女性と上手に話せるようになるのではと、18歳からホストとして働き始めました」

 昼は学校へ行き、夜はホストとして働く。そんな二重生活は、やりがいを感じるものだった。

「当時の僕は未成年で、お酒は飲めなかったので、なかなか売上が立てられなかったんです。でも、もとから負けず嫌いな性格で、がんばった分だけ順位も上がるのがうれしくて、盛り上げ役に徹して努力しました。最終的には、店内トップ3に入ってホスト看板に写真が載ったときは、本当にうれしかったですね」

◆芸能人やモデルを呼んで開催した、1200人のイベント

 10代にしてカネと欲望が渦巻くホスト世界を経験した金子氏だが、その後、また別の刺激的な世界へと足を踏み入れていく。

「大学に入って、初めてイベントサークルの存在を知ったんです。『東京の大学生は、六本木のクラブでイベントをやるのか!』と感動し、すぐにスタッフになりました。イベサーは『何人にチケットが売れるのか』が試される世界。スマホ4台を駆使して人脈を広げ、所属数か月にして100人以上のチケットを売りさばくようになりました。イベサー界隈では、『すごい新入生がいるらしい』と話題になっていたみたいです(笑)」

 新人離れした活躍ぶりに目をつけられて、その後、日本最大級の学生イベントサークルと呼ばれることになる「SEEK」の立ち上げにもかかわることに。

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