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結婚式で招待客の「浮気」が発覚、新婦は大号泣。式は一時中断で地獄絵図に…――仰天ニュース・トップ3

日刊SPA! / 2024年5月26日 15時45分

◆主役の新婦は号泣

 この間、新婦は泣き出してしまい散々だったという。

「結局、二人と数人が会場の外へ連れ出され、式は再開しました。しかし、最後まで新婦の表情は暗かったのを覚えています。何とか終わった結婚式でしたが、新郎新婦にとっては災難だったでしょうね」

 やらかしたカップルはというと、Yは不倫がバレて離婚。Kも慰謝料を払い、二人は別れたそうだ。

◆結婚式で喜怒哀楽すべてをさらけ出す花嫁の父親

 田中陽太さん(仮名・40代)は、親戚の結婚式でのぐだぐだなエピソードを話してくれた。新婦父Sは、娘の結婚式であまりにも嬉しかったのか、寂しかったのか……感情の全てを出しきって門出を祝ったという。

「私と同い年の従兄妹が結婚することになり、Sは娘の結婚で随分前から舞い上がっていました。嬉しいけど哀しい。めでたいけど寂しい。父親としての複雑な思いを私に話していました」

 結婚式当日、Sはついついお酒が進んでしまったようだ。

◆結婚式序盤で「娘が奇麗だ!」と連呼

「結婚式開始の1時間前、親族の控室に行くとSが上機嫌で何かを飲んでいます。すでにビールを飲み始めていました。まだ意識はあり、呂律はしっかりしている様子でした」

 結婚式が始まると、ますますテンションが上がっていくS。「娘が奇麗だ」と言い続けていたという。

「お酒を飲む勢いは止まりません。娘を見ながら軽く泣いています。Sの妻(以降、N)は、その様子に少しイライラしていました。だんだんSの話す意味がわからなくなり、私は不安になりました」

 結婚式の序盤で、すでにべろんべろんのS。司会者の話は全く聞けていないようだった。乾杯のときにも少しふらつき、意識もぼんやり。完全に目が据わっていた。

「中盤では、椅子に座っていても体は斜めになり力が入っていない様子で……。顔は笑っているのに泣いています」

◆感謝の手紙で泣き崩れる

 真っ直ぐ歩けず、呂律の回らないSに、Nはついにブチギレた。結婚式終盤には、泥酔状態だったそうだ。トドメは、“感謝の手紙”だ。

「表情はぐちゃぐちゃ。意味不明な言葉を叫びながら、一人では立っていられずNにしがみついています。娘が手紙を読んでいる途中で、号泣して崩れ落ちました」

 しかし、周りの人たちは、“感極まった父親”として温かく見てくれていた。娘も意外と嬉しそうだったと振り返る。「花嫁が喜んでくれたのならいいでしょう」と田中さんは締めくくった。

<取材・文/chimi86> 

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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