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4リットル1867円…「ビッグボトルの激安焼酎」の味は?トップバリュ、大五郎、宝焼酎を“ロックで飲み比べた”結果

日刊SPA! / 2024年5月28日 15時51分

 ロックグラスを鼻に近づけると、サトウキビらしき香りがほんのりと漂います。飲むとサトウキビの風味がマイルドに香り、大麦も相まってか、自然な甘みがやさしく広がります。アルコール感は、後味に少しだけ感じるかな、という程度。

 カクテルベースにするなら、この「自然な甘み」を活かした組み合わせがよさそうです。今回は“お茶割り”の中でも「ウーロン茶割り」、いわゆるウーロンハイにしてみました。

 すると、まるで紅茶のアイスストレートティーのように、茶葉の香りとともに甘みがやわらかく広がる一杯に。ウーロン茶の銘柄は、苦みが穏やかなものを選ぶとよさそうです。割り方は焼酎1:ウーロン茶3で作って、好みで調節してみてください。

◆アサヒ「焼酎大五郎25度」

 お次は「アサヒ 焼酎大五郎25度(2.7L) 1584円(税込)」。こちらは原料にサトウキビ糖蜜のみを使用しています。公式HPによると、「仕上げに純水を使用。クセがなく飲みやすく、口当たりよくすっきりしていて、飽きのこない味わい」とのこと。ではいってみましょう。

 ロックにして匂いをかぐと、アルコール臭が軽くツンときました。口当たりはほぼ無味無臭、そこから糖蜜由来の甘みがじんわりと込み上げてきます。感覚で言うと、お米を噛んでいるときに近い。なおアルコール感は匂いだけで、今回飲み比べた中で「もっともクリア」、だと感じました。

◆「梅ソーダ割り」にして飲んでみると…

 アルコールベースとして汎用性が高そうですが、今回はひと味加えて、「梅ソーダ割り」にしてみました。梅の塩気と酸味、香りが良いアクセントになります。こちらも焼酎1:炭酸3から適宜調整を。梅は、しそ・はちみつどちらでも。

 梅は少し大きめなら1個、小さければ2個入れてもよいでしょう。箸などで梅をつぶしながら飲むのが、おいしく味わうコツです。

◆宝酒造「宝焼酎」

 ラストは「宝酒造 宝焼酎 2リットル1207円(税込)」。

 こちらは焼酎甲類でもほかの2銘柄とは異なり、糖蜜のみを原料に連続式蒸留したピュアな焼酎に、大麦・トウモロコシを原料にした樽貯蔵熟成の蒸留酒をブレンドした造りとなっています。公式HPには、「ロックや水割りだとまろやか、カクテルベースにしても焼酎の味がしっかりと感じられる」ということが書いてあります。それでは実飲!

 これは、ほか2銘柄とはかなり別物ですね。アルコール臭も少しありますが、それとともに大麦やトウモロコシの穀物感ある、複雑なアロマがあります。飲むと青草のような青みがかすめて、麦の熟成感ある甘みやほのかな苦みが広がり、余韻まで麦の香りが続きます。ちょっと軽めの麦焼酎くらいの、「味わい深さと複雑味」をしっかりと感じました。

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