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ラブホ清掃員が明かす「40分ほど部屋が使用できなくなる」お風呂での迷惑な行為とは?

日刊SPA! / 2024年5月28日 15時54分

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※写真はイメージです(Photo by AdobeStock)

 さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはヒソヒソと向かう場所だ。
 実家がラブホ街にあり、学生時代はラブホでアルバイトをしていた前田裕子さん(仮名・20代)。今回は従業員を困らせる客の迷惑な行為や、ラブホ街に住んでいる人ならではの裏事情を教えてくれた。

◆ラブホ業界にとっての迷惑客

 業界や職種関係なく迷惑な客はいる。もちろんラブホも然りだ。ただし、ラブホは休憩での利用を含め、あまり人と顔を合わせないシステムになっているため、「店長、またあのお客様です」というような個人の特定は難しいようだ。

「ラブホではお客様の電話番号も聞きません。逆に印象に残るのは、上得意の常連さんや何かをやらかして出禁になっている人ですね。上得意さんは、連れてくる相手が変わるので、いろんな意味で印象に残りやすいんです」

 働く側としても、対人関係でのイヤな思いはしたことがないという。そのなかで、前田さんにとっての迷惑客は、お風呂で“あること”をする人だったそうだ。

「風呂掃除を担当するスタッフは全員、嫌がっているかもしれません。部屋ごとにお風呂の広さは違いますが、ビニール製のマットと俗に言う“すけべ椅子”が置かれています。使用された形跡を発見したときは無心になって洗いますよ。足ふきマットで拭くのがコツですかね……」

 ただし、前田さんの言う“あること”をする人は別にいるという。

◆浴室清掃が大変だからやめてほしい“あること”

「いちばん困ったのは“毛染め”です。ゴミ箱にカラー剤の箱を見つけるとテンションが下がります。2人でキャッキャッ、ウフフしながらラブホのお風呂で行うのだろうと思います。自宅にシャワーしかない人もいるだろうし、賃貸だと後々のことを考えてしまうのかもしれませんが……」

 きれいに薬剤を流したつもりでも、どこかに飛び散っている可能性が高いとのこと。浴室のような暖かい場所で放置されたカラー剤は、落ちにくいそうだ。

「拭いても擦っても残るんです。タオルや足ふきマットに残っていれば交換すればよいのですが、バスタブや床に落ちると、かなり苦労します」

 ただし、その際の掃除方法にもコツがあると、前田さんは教えてくれた。

「ラブホの清掃用カートには秘密道具(と、言うほどでもないが……)として、浴室のカラー剤落としが入っています。それが、コットン、塩素系漂白剤、スプレーボトルです」

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