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元セクシー女優が「裏方スタッフのギャラ事情」を暴露。ヘアメイクは“女優よりも高額”となるケースも

日刊SPA! / 2024年6月1日 15時54分

 技術が高いヘアメイクを起用すると予算が掛かるものの、金額と仕事ぶりは比例する。腕はもちろんのこと、演者に対する気遣いや人柄の良さなどプラスアルファの部分が抜群に良い。

 反対にギャラが安いメイクは技術面がまだまだという場合や、経歴の浅さも関係する。どこもトップにオファーをしたいのは山々だが、費用を考えるとそうはいかない。低価格から中間くらいの値段で引き受けてくれる存在も、一部では重宝されていると言えよう。

※終日拘束:基本的に12時間以上拘束されることを指す。現場が押せばその分拘束時間が伸び、押した分の追加料金が支払われるかは制作側と応相談といった感じ。

◆評判が悪いと呼ばれなくなる

 ちなみにヘアメイクの噂は良くも悪くもすぐに回る。ちょっとした小話だが、一部の界隈で悪評が回ったメイクさんがいた。いつも同じメーカーにいたのだが、チクチクした物言いが目立ち、私も好きになれなかった唯一の相手だ。多数の女優から「みんな悪口言ってるよ」「あの人がメーカーお抱えなのおかしいよねぇ! どっかの監督の愛人って噂あるけど?」など、ボロボロに言われていたのをよく覚えている。

 その人が現在どうなったかはわからないけれど、女優からの評判が悪いと段々と現場に呼ばれなくなるのが一般的。技術だけではなく、それ以外の部分も重要視されるのがこの仕事の大変なところだ。

◆ヘアメイクの仕事は「身なりを整える」以外にも

 演者にお化粧して、髪の毛をセットしたらヘアメイクの仕事は終わりと思われがちだが、彼らは仕事中「何もしていない時間」がそう多くない。特にビデオ現場は女優のサポート(お世話係と表現しても良い)はヘアメイクが担当するため、常にバタバタとしながら1日を過ごす。

 制作スタッフに言いづらいこと、お願いしづらいことを仲介して伝えるのも彼らの仕事だ。コミュニケーションを取って1日を円滑に進めるための重要な役割を担うため、先ほど説明した“人柄が良い”というのは、この部分に大きく影響する。仮にメイクの性格が悪く、話しかけづらいとか、頼りないとかだと演者が困った際の助けが大幅に遅れ、トラブル発生の元になるかもしれないからだ。

 何か問題が起きれば現場が押すだけではなく、事務所とメーカーの摩擦に繋がる恐れさえ考えられる。ヘアメイクのちょっとした気遣いや“察する”能力の高さがトラブルを防ぐ例も多いので、気遣いも“仕事ができる・できない”をジャッジするポイントだ。

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