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偏差値40から東大合格したアイドルが明かす、“親がしてくれて良かった”と思うこと

日刊SPA! / 2024年6月2日 8時52分

 勉強に気持ちを切り替えた当時(高校2年生)の全国模試では偏差値40。東大を目指すには「無謀な数字」だったというが、あえて目標を高く掲げた。

「それからは基本的に全てを逆算しました。“東大に行く”という目標を立てたので、それを達成するための小さな目標を立てていく。さらにはその小さな目標を達成するためのもっと小さな目標を立てていくんです。

 例えば、問題集を買います。この問題集を次の模試までに5周やると決めたら、逆算して1日に何ページやればいいか計算するんです」

 この勉強方法は、大学受験の際に通っていた予備校のチューター(サポート役)から習ったという。持ち前の根性で入試前の秋の模試では東大A判定が出ていたそうだが……。

◆早稲田大学に通いながら“仮面浪人”

「本番では早稲田と理科大は受かったんですが、東大だけ落ちてしまい本当にショックでした」

 真城さんは早稲田大学に入学するも自分の中でどうしても納得ができず、“仮面浪人”をすることに。

「悔しくて悔しくて。これは自分の問題ですね。親に『早稲田でもちゃんと単位を取るし、受験費用や教材代は全て自分で払うから、もう1度だけ東大を受験させてください』と頭を下げました」

 両親はそれを快諾してくれ、真城さんのハードな学生生活が始まった。

「次に落ちたら諦めると決めていたので、普通に進級できるように単位を取りつつ、塾講師のバイトをして、空いた時間はすべて東大に向けて受験勉強。もう本当にぜんぜん寝ていませんでした」

 周囲がサークル活動などでキャンパスライフを謳歌するなかで、流されることはなかったのだろうか?
 
「仮面浪人の体験談をネットで検索していたんですが、やっぱり流されてしまって挫折する人が大半という印象でしたね。みんなが楽しそうにしているなかで、私は“自分の居場所はここではない”という思いが常に頭の片隅にありました」

 苦労の甲斐あってか1年後に見事合格。真城さんは「これが私の人生で初めての成功体験でした」と目を細める。

「中学受験も陸上も中途半端な結果しか残せず、がんばったことがちゃんと報われた瞬間でした。『東大に落ちた』という負の感情が抜けなかったけど、やっと肩の荷がおりました。両親もとても喜んでくれて、本当にうれしかったです」

◆努力する両親の背中を見てきたからこそ…

 そして、実際に入学した東大ではどうだったのか?

「東大はみんな基本的に第一志望で入ってきているし、全国の優秀な人が集まっているので刺激的でしたね」

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