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プロポーズ直前「軽自動車にあおり運転」…高級スポーツカーを借りた32歳男性の“傲慢と悲劇”

日刊SPA! / 2024年6月5日 8時53分

プロポーズ直前「軽自動車にあおり運転」…高級スポーツカーを借りた32歳男性の“傲慢と悲劇”

※画像はイメージです

 世の中には、「ハンドルを握ると性格が変わる」というような人が少なくありません。普段は温和な性格でも、いざ自動車という鎧の中に入ると、気が大きくなったり、攻撃的になったりするそうです。今回話を寄せてくれた男性も、運転が原因で大失敗してしまった一人です。
◆思い出に残るプロポーズを計画

 彼女の美咲さん(仮名・29歳)と付き合い始めて2年目の春、田村さん(男性・仮名・32歳)は結婚を視野に入れて動き出しました。それは、彼女にプロポーズをすることでした。

「人生で一度の大切な瞬間のために、思い出に残るプロポーズのプランを考えていました。すでに結婚している友人や先輩に相談したり、ネットで情報を集めたりして、とにかく『印象に残る』プロポーズがしたかったんです」

 人を驚かせることが好きだったため、いろいろなことを考え、最終的に選んだシチュエーションは「夜景が見える丘の上でのプロポーズ」だったそうです。当時よく見ていた動画配信サービスの1コマにあった感動的なシーンがそれでした。

◆とにかくゴージャスな演出をしたかった

 まずは、大切な婚約指輪の手配から。並行して、関東で一番夜景が綺麗に見える場所の選定を行いました。Xデーまでに最高の演出を準備していったそうです。

「結婚指輪は、妹にも意見を聞いたりして購入しました。予算をかなりオーバーしてしまいましたが、きっと喜んでくれると思いました。問題の場所なのですが、いろいろ迷った結果、湘南平の高麗山公園にしました。そして、そこへ自分たちを運んでくれるクルマも妥協せずゴージャスな車種を予約しました。貯金残高がどんどん減っていったのを覚えています」

 そのゴージャスな車とは、場所選びの決め手となった映画でも使われていたドイツ製のスポーツカーでした。いくつかの輸入車専門のレンタカー会社を下調べして、最新モデルを手配したそうです。

◆いよいよ当日。しかし…

 練りに練った計画で、プロポーズ当日を迎えた田村さん。昼過ぎにレンタカーを取りに行き、その足で彼女を迎えに行きました。

「学生の時、運送会社でアルバイトをしていたので、運転には自信がありました。しかし、さすがに数千万円もするスポーツカーの運転は初めてだったので、お迎えの前に都内を少し走ってから待ち合わせ場所まで行きました。車で迎えに行くとだけ伝えてあったのですが、こんなにゴージャスな外国車だとは思っていなかったようで、軽くクラクションを鳴らしたら、ようやく気づいてくれました」

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