1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

京都の舞妓がセクシー女優に転身したワケ「舞妓としては頑張っても上手くいかない葛藤があったけど」

日刊SPA! / 2024年6月7日 15時53分

京都の舞妓がセクシー女優に転身したワケ「舞妓としては頑張っても上手くいかない葛藤があったけど」

賀川かのこさん

 2024年5月、一人の女性がセクシー女優としてデビューした。名は、賀川かのこ。京都府出身の22歳である。
 実は彼女、これまでは京都で舞妓をしていたのだという。中学卒業直後から屋形に住み込み、真摯に芸事の修行に励んできた。そんな彼女が、いったいなぜ、セクシー女優の道を選んだのか? その答えの中に、舞妓という仕事の厳しさも垣間見られた。

◆中学卒業後、芸事の道へ

——ここは正直に答えていただきたいのですが、本当に舞妓だったのですか?

「はい。中学を卒業してからずっと、舞妓をやっていました。実をいうとアイドルになりたいという夢があったんですけど、自分のポテンシャルでは現実的ではないのかなって。同じように華やかに見える世界の中で選ぶとしたら、私ができそうなお仕事は舞妓かな、と思ったんです」

——人前で踊ったり下積みもあったりすることを踏まえると、近しい方向性ではあるのかもしれませんが、かなり思いきりましたよね。

「それと、私は芯の強い女性に憧れていたんです。だから、若いうちに厳しいところで修行をしたいという考えがありました。

京都でいちばん厳しいところってどこだろう? と考えたら、それは花街。イコール舞妓という結論になったんです」

——高校進学という進路は最初から頭になかったのですか?

「そうですね。勉強は大人になってもいつでもできると思っていたし、その考えは今も変わっていないです。母からは特に反対されなかったのですが、父は堅実に生きて欲しいと思っていたようで『お願いだから高校には行ってくれ』と言われていました。

結局、父の承諾を得ずに舞妓になっちゃって、2年半くらい実家に帰っても無視し続けていたら、いつの間にか許されました(笑)」

——強い気概で始めた舞妓の仕事は、率直に言ってどうでしたか?

「始めた当初から『一生涯続けていくことは無理だろうな』とは感じていました。何しろ、芸事にまったくハマれなかったんです。私は舞踊に茶道、鼓(つづみ)などの鳴り物、お能くらいの最低限のことしかやりませんでした……他の子たちは三味線や笛なども習っていましたけど……」

——舞妓として売れっ子という立ち位置ではなかったのでしょうか?

「テレビやCMに出させていただいたりもしたので、運は良かった方ではあります。でも、ぶっちゃけていえば、大売れしてるわけではなかったですね(笑)。ある程度のところまではいけても、それ以上となると、実力として難しいものがありました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください