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中央競馬「2歳戦」がスタート!東京・京都に出走する「注目すべき4頭」を徹底解説

日刊SPA! / 2024年6月7日 15時30分

◆素質馬が集まった日曜東京5Rは必見

・6月9日京都5R(芝1200m) 注目馬:ポートデラメール

 続いて紹介するのはポートデラメール(父ナダル、母ジュベルアリ・牝)お兄さんに現オープンのアルナシーム、叔父にアルアイン、シャフリヤールがいる良血馬。取材時の馬体重が420kgとやや小柄なのですが、「しっかり調教に耐えられて、カイバも食べられている」とのことで早期移動、早期デビューになりました。

 ノーザンファーム空港・佐野厩舎長は「バネ感」「体幹の良さ」「バランス」など、運動神経の高さが伝わるフレーズが次々と飛び出し、まさに「山椒は小粒でも……」といった印象です。お父さんは新種牡馬のナダル。父の名声を高めるためにも、新馬勝ちへの想いは強いはずです。

・6月9日東京5R(芝1800m) 注目馬:クロワデュノール

 昨年の勝ち馬ダノンエアズロックはダービーに出走。東京芝1800mという条件だけあって、今年も評判馬が揃った注目の一戦です。オークス馬チェルヴィニアの半弟アルレッキーノ(父ブリックスアンドモルタル、母チェッキーノ・牡)にももちろん注目なのですが、ここではクロワデュノール(父キタサンブラック、母ライジングクロス・牡)を一番手に挙げます。

 同馬はノーザンファーム空港・佐々木厩舎長が「年明けぐらいから早期移動を意識して攻めてきた」と語る即戦力候補。3月にゲート試験に合格すると、このレースでのデビューを目指してじっくり乗り込まれてきました。注目したいのは、関西馬でありながら東京まで遠征してデビューする点です。

 今年のダービーで1〜3着だったダノンデサイル、ジャスティンミラノ、シンエンペラーに共通するのが「関西馬」かつ「東京デビュー」。ダービーを視野に入れるような素質馬ほど、東京コースを経験させておきたいという意思が働くということでしょう。

 以上の4頭は全勝してもおかしくない素質馬で、特に東京でデビューする2頭について、仮にここで敗れることがあっても見限らないでください。私はこの4頭でコロガシを敢行する予定です。

◆函館新馬についても少しだけ

 そして最後に、本編では触れなかった函館の新馬2戦についても少しだけ。

 6月8日の函館5R(芝1000m)は取材馬が出走していないので、有利な内枠をひいた2ディラードテソーロ。ポンと出ての押し切りを期待します。6月9日の函館5R(芝1200m)はメイショウホダワラ(父デクラレーションオブウォー、母フェルトベルク・牡)。三嶋牧場の藤井トレーニングマネージャー曰く「スピード能力が高いので短めの距離での活躍を期待」とのことでした。

文/松山崇

【松山崇】
馬券攻略誌『競馬王』の元編集長。現在はフリーの編集者・ライターとして「競馬を一生楽しむ」ためのコンテンツ作りに勤しんでいる。

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