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「ラブホから同僚社員が…」謎のデマを拡散。”迷惑系”お局社員が孤立して退職するまで

日刊SPA! / 2024年6月8日 15時53分

「他の同僚たちも『自分のことを棚に上げてそれはないですよ』と乗っかる形で非難していましたね。『私はたまたま近くを通りかかった時に……』とか弁明してましたけど、その様子があまりに必死だったからラブホ街にいたのはM美さんって思われてしまったようです」

◆「論外だ」と会社から厳重注意

 ちょうど昼休みの時間帯だったがこの件は部長の耳に入ってしまい、午後の業務が始まってすぐにM美さんは別室に呼び出されてしまう。その後、楠田さんも呼ばれて事情を説明。しかし、M美さんはこの時点でも部長にラブホ街で偶然会ったと虚偽の情報を伝えていたことが判明する。

「部長は社員のプライベートに関する情報を言いふらすのはもちろん、『事実と違う内容で相手を陥れるのは論外』と怒っていましたね。M美さんは懲戒処分こそ免れましたが、会社から厳重注意が言い渡され、一応謝罪はしてもらいました。まあ、明らかに不満顔で納得がいっていない様子でしたけどね」

◆デマ拡散がきっかけで孤立し、まさかの退社

 でも、同僚たちの彼女に対する反応は冷ややか。後で親しい同僚から尋ねられた際、池袋で会ったのは事実でもラブホ街ではなく、脚色しまくりの内容だと伝えたことでM美さんの話はウソだと完全にバレてしまったからだ。

 そのため、周りからも距離を置かれるようになり、休憩中も孤立することが増えてしまう。そして、さすがに居づらくなったのか、この出来事から3か月ほどで会社を辞めてしまったそうだ。

◆職場の雰囲気は改善された

「彼女と同じ部署の後輩女性社員の中には、パワハラ的な被害を受けていた人もいたらしく、『楠田さんのおかげです!』ってお礼を言われたこともありました。個人的にはとんだ災難でしたけど、結果的に風通しのよい職場になったのでよかったと思います」

 彼女は少し話を盛った程度のつもりだったのかもしれないが、これは明らかにアウト。ほかにもいろいろとやらかしていたようだし、遅かれ早かれ会社を去るのは時間の問題だったのかもしれない。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

―[“逆セクハラ”エピソード]―

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