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ダイソーのアルカリ電池の容量は?100円で買える5社の乾電池を比較してみた――大反響・お役立ちニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年6月9日 15時44分

 3番目のエントリーは2020年よりローソンでも取り扱いを開始した「無印良品」。コンビニで同社の商品が買えることで、より身近になった無印良品のオリジナル電池は、なんと4本税込み99円。

 残念ながらローソンではまだ購入することは出来ないが、オンラインストアから注文し、受け取りをコンビニにするとコンビニ受取りが可能になっている(ただし送料がかかる)。

 4番目、忘れてはいけないのが「お、ねだん以上。」がキャッチコピーのニトリ。ニトリの電池も4本税込み99円と、無印良品と同等に100円を切る安さとなっている。片手以下の数しか店舗がない県もあるものの、全国で購入可能なので近隣に店舗があるなら選択肢の一つと見てもよいだろう。

◆ダイソーは期間限定で9本入り110円の破格電池も

 最後はやはり100円電池業界を長くリードしてきた100円ショップから、価格面で最もコスパの良いアルカリ乾電池をチョイス。赤と金色が目立つダイソーアルカリ乾電池は、通常販売は6本税込み110円と1本あたりの価格が最も安い。

 現在は、期間限定となるがダイソー50周年を記念して、50%増量の9本入り税込み110円の増量販売品を入手することが可能となっており、最も価格面でコスパが良いアルカリ乾電池となっている。

◆激安電池の実力ナンバーワンは?

 というわけで早速結果を見てみよう。例によって大電流機器での使用を想定とした1A放電で計測。グラフは無作為に選択した10本の平均値となる。

 今回は冬の寒い時期の検証ということもあり、室温は約22℃で検証した。

 初期電圧ドロップはダイソーが最も大きく、1.61Vから1.28Vへ大きな落ち込みを見せている。対して無印良品は、1.63Vから1.35Vへと比較的落ち込みは少ない。

 そのまま1.04V付近までは無印良品が大きな性能差を見せつけているのだが、ここで急激に電圧降下を起こし、終止電圧の0.90Vに48分で到達してしまった。

◆圧倒的な粘り強さを見せたドン・キホーテ

 一方、1.63Vから1.30Vへ初期電圧ドロップこそ大きいものの、大きな乱れもなく10本とも比較的安定して放電していたのが、ドン・キホーテだ。他の電池が軒並み50分前に終止電圧に到達している一方で、ドン・キホーテは終止電圧到達が60分と圧倒的な粘り強さを見せつけた。

 ハイパワーが必要なオモチャやハイパワー懐中電灯などには無印電池。安定した電力で使う機器には、ドン・キホーテがベストな選択のようだ。

 同じ99円電池でもニトリは残念ながらお値段以上……と言った結果にはならなかったのが残念でならない。

文/板倉正道

【板倉正道】
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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