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「小学生男子じゃないんだから」美人社員の気を引こうとする取引先の御曹司の“呆れた手口”

日刊SPA! / 2024年6月10日 15時53分

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※画像はイメージです

「好きな子にわざとちょっかいを出して気を引こうとする」。そんな場面を子供の頃目にした人は少なくないと思います。
 今回取材に応じてくれた男性は、社内で同じような場面に遭遇したといいます。幼い頃の特権だと思いきや、実は大人になっても本質的な部分は変わっていないのかもしれません。

◆同期の中でも一番の出世頭

 話を聞いたのは、広告代理店で企画営業の職に就いている細川さん(仮名・32歳)。真面目が取りえだと自負するだけあり、コロナ禍でも顧客獲得に努め、同期の中でも一番早くアシスタントがついたそうです。

「アシスタントと言っても、同じ課の女性新入社員で、部長から教育係に任命されただけの話なんです。名前は折原さん(仮名・23歳)と言います。彼女は帰国子女で3カ国語を話す才女です。私が教わりたいくらいです(笑)。ただ、確実に仕事の効率は上がったので、これからもっと精進しようと思っています!」

 アシスタントの折原さんは、大学時代のミスコンテストでも入賞するほどの容姿を持ち、社内でも有志でファンクラブが組織されるほど人気だそうです。そういった彼女と共に仕事ができるということで、細川さんも周囲から羨望の眼差しを集めていました。

◆クライアントは取引先の御曹司

 折原さんとのコンビで臨んだ最初のプロジェクトは、古い付き合いがある食品関連会社のPR案件でした。

「かなり昔から取引があるクライアントだったため、正直言って少し緊張しました。その会社は食品関連企業で、新商品のPRについてコンサルティングのような形で関与させていただきました。本来ならば私たちが先方へ出向く形となりますが、今回のプロジェクトでは、クライアントからの要望で弊社にて会議を行うことになりました」

 今回からクライアントの担当者が変わったそうで、ともに初対面でのスタートです。事前情報によると、新担当のM氏の肩書きは「専務取締役」とのことでした。

「会議室で待っていたM氏を見て、少し驚きました。専務取締役だと聞いていたので、もっと年配の人物かと思っていたのですが、私より少し年下な感じの好青年でした。後で上司に確認したところ、彼は社長の長男だったと知りました」

◆不自然な忘れ物の多さ

 折原さんと臨んだ、記念すべき初顔合わせでの会議は有意義な内容だったといいます。

「今度の新商品は、M氏いわく社運をかけているそうで、かなり熱意の入った意見交換ができました。こちらの提案にも賛同していただき、幸先の良いスタートが切れました。今後は具体的な話し合いになるので、とりあえず週1での定例会議を設けることになりました」

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