「クレーマー役を演じるバイト」で2万円以上ゲット。“日本在住だからこそ”稼げる仕事とは
日刊SPA! / 2024年6月13日 8時52分
写真はイメージです
止まらない円安を逆手に取り、「攻撃は最大の防御」と言わんばかりに、日本にいながら外貨を稼ぐ猛者たちがいる! 本特集では、そんな円安時代に負けない外貨で儲ける10の方法を紹介していく。誰でもできる円安錬金術を大公開!
今海外版クラウドソーシングで、日本在住を強みにして外貨を稼いでいる副業OLを直撃。
◆AIの日本語学習、クレーマー役演じ、150ドルを獲得
「海外版のクラウドソーシングには、“日本在住だからこそ外貨を稼げる”案件も結構ありますよ!」
そう話すのは、米国発の「Upwork」を8年前から使い続けている、ししゃも氏だ。副業として1か月最大5271ドル(当時約60万円)稼いだこともあるという。
「最近多い日本人限定の案件としては、AIの日本語学習があります。短文を読み上げるだけのものもありますが、印象深かったのは、150ドルでホテルや銀行のカスタマーサービス対応の対話文を日本語で読み上げるというもの。ロールプレイング形式で、私はクレーマー役でした(笑)。
日本語の書き起こしや日本語の会話の練習相手などもあります。これまで受けてきた案件で一番不思議だったのは、海外在住の人からの『スーパーでレモンを買って都内の料理教室に届けて』というジョブ。1時間の稼働で200ドルを獲得しました」
◆スキマ時間にできる仕事も多い
これらユニークなジョブは一部で、全体的には通訳や翻訳、動画編集やイラストの作成などが多いとししゃも氏。
「私自身はコロナ禍で失業し、家賃や生活費を補塡するために藁にもすがる思いの時期もありましたが、日本人であるという利点を生かしつつ、スキマ時間にできる仕事も多いので、本職が復活した現在も副業で続けています」
報酬は、案件単位の固定価格と作業時間に応じる時給があるが、固定価格は一件30~300ドル、基本時給は10~30ドル前後が多いとか。難易度や専門性次第で、それ以上の金額での募集もある。
◆少しでも英語の読み書きができればOK
「『Fiverr』や『APPEN』など類似サービスはほかにもありますが、Upworkの強みは、クライアントと信頼関係をつくって、継続案件に繋げやすい点です。一方、Fiverrはココナラのようにスキル重視の単発仕事が多いので、確固たるスキルがあってほかの応募者と差別化できる人にはおすすめです」
気になるのが英語力だが、最低限英語の読み書きができれば、翻訳ツールも充実しているため、さほど心配はない。
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