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「何を偉そうに!ふざけんな!」注文もせず粘着する70代男性が“大学生の来店”で黙ったワケ

日刊SPA! / 2024年6月15日 8時54分

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画像はイメージです

ハラスメントが話題になっている昨今においても、世の中には「迷惑客」というものがまだまだ存在している。店側は立場上強く反論することが難しく、非常識な言動に泣き寝入りしてしまうことが多々あるそうだ。
「ついこの間、年配の男性客に猛烈に怒鳴られました……」と語るのは、都内で着物屋を営む本田陽子さん(仮名・49歳)。沢尻エリカ似の美人店主だ。

お酒好きな彼女は、アンティークの着物が並ぶ店内にカフェ&バーも併設。1杯500円で本格的なクラフトビールが飲めるので、店には着物好きの女性とお酒好きの男性が集まるという。

◆突然スマホで写真を撮ろうとしてくる年配男性

「平日の夕方頃、 70代ぐらいの男性が『なんか面白いねぇ、この店!』とふらりと店内に入ってきました。シャツを着た普通の見た目の方でした」

その男性は特に酔っ払っている様子でもなく、ぱっと見おかしな様子はなかったそうだ。ところが……。

「店内をぐるりと見物したかと思うと、いきなり『お姉さんの写真、撮らせてくれ!』とスマホを構えてきたんです。やんわりと断っても『いいじゃん! お姉さんの写真、撮らせてくれ! 一緒にも撮ろう!』とさらに迫ってきました。自分の写真が何に使われるのかわからず気持ち悪かったです」

と本田さんは振り返る。

◆ドリンクの注文を促した途端、逆ギレモードに

「あまりにもしつこいので『申し訳ありませんが、写真だけを撮るというのはご遠慮いただいておりまして……。飲み物を頼んでいただいたら一緒にお写真お撮りしますよ。』と注文を促しました。すると急に『なんなんだぁー!! 写真ぐらいいいじゃないか!!』と、大声で怒鳴られたんです」

突如豹変した態度に面喰った本田さん。しかし、そこは20年近く店を一人で守り続けてきた店主。怖いという感情はなかったという。

「怖さよりも腹立たしさの方が勝りました。『お客様、すみません。うちは観光名所というわけではないので、写真だけというのはちょっと……』と伝えたところ、『何を偉そうに! ふざけんな! ケチケチしやがって!』と相手はかなり苛立っているようでした。

あまりにも憤慨していたので、『まぁまぁお父さん、そんなに怒らないで』と気楽な感じでなだめようとしました。しかし『おとーさんじゃねぇえーー!!!』と相手はさらにヒートアップ。もしかすると、子どもがいないのにそう言われたことが気に障ったのかもしれませんね……」

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