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「株価10倍を達成したゲーム株」はこれ!日本株高騰のなか“明暗くっきり”のゲーム銘柄8選

日刊SPA! / 2024年6月16日 8時51分

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ヒットタイトルが待たれるスクエニ公式サイト

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

◆時代の波で激しく変動するゲーム株
 すき家を展開するゼンショーの株価はここ10年で約10倍、三菱UFJ銀行の株価は4年で約4倍……。予想を超える高騰で、儲かっているという方も多いと思います。では、ゲーム株の動きはどうでしょうか? ゲーム株には中東のオイルマネーが流入しているという噂も!?

 今回は、大手ゲームメーカーやスマホアプリメーカーのなかから、時代の波に乗って株価が大きく変動した8銘柄をピックアップ。まさに明暗くっきり! みなさんは注目しているゲーム株はありますか?(※以下、コラム内の株価はすべて現在の分割を考慮した数字です)

◆●日本を代表するゲーム株・任天堂

 Wii Uの失敗で一時期低迷していた任天堂株。2012年には807円の安値をつけましたが、Nintendo Switchの大ヒットで上昇気流に乗り、今年2月には上場来高値となる9028円を記録しました。現在はやや下落して調整中なものの、いまだに高値圏で推移。

 ただし、Switch本体の売上はピークを過ぎ、後継機の全容もいまだ見えず、先行きは不透明。任天堂の株価はハードの成否に大きく左右されます。後継機の発表で株価がどのように動くか注目です。

◆●「量から質への転換」を図るスクウェア・エニックス

 2012年からのアプリゲームブームに乗り遅れたスクウェア・エニックス・ホールディングスの株価は、2013年に943円の底値をつけました。しかし、コロナショック以降、巣ごもり銘柄の代表格として注目され、2020年には株価7000円を達成しました。ただ現在は、2023年6月の上場来高値7566円からおよそ4割減の4000円台半ばまで下落しています。

 2024年3月期に、開発中のゲームの見直しで220億円の特損を出し、5月に発表された新中期経営計画では、「量から質への転換」を打ち出しています。ここのところスマホアプリや新規のコンシューマゲームでヒット作に恵まれていないスクエニ。『ドラクエ』『FF』に肩を並べる新ブランドが待たれます。

◆●世界進出に成功したカプコン

 2017年末頃から株価が上がり始め、300円台だった株価が、昨年夏には3000円を超えて約10倍を達成したカプコン。『モンスターハンター』のグローバルブランド化、『ストリートファイター』のeスポーツ化などにより海外での売上が増加したことや、旧作のリピート販売が好調を続けていることが評価されています。

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