1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

高所得層が「子供を東大生にするために読ませていた本」とは?”世界に関心を向ける”ための3冊

日刊SPA! / 2024年6月16日 15時54分

◆〇「小学館の図鑑NEO」シリーズ

 みなさんの中にも「お金持ちは図鑑を持っている」とイメージする人も多いのではないでしょうか。実際、「小学館の図鑑NEO」シリーズは、多くの東大生が愛読書として名前を挙げていました。

「図鑑が読み物として楽しかった」「絵がたくさん載っていて、絵本のようにビジュアルを楽しんでいた」という意見がありました。恐竜、深海生物、人間、鉄道など幅広い分野をカバーしている本シリーズは、どんな子どもたちでも好奇心を刺激できるような多様性を備えています。

 図鑑を楽しんでいたといっても、図書館から借りていたわけではありません。全巻を家にそろえていたようです。2024年6月現在で、一巻あたり2640円。「小学館の図鑑NEO」と付くシリーズは、公式サイトで見た限りでは27冊あるようですから、合計で7万円ほど。子どもに買い与える本としては少々値が張りますが、その投資の結果として東大生に成長しているのですから、十分払った甲斐はあるといえるかもしれません。

◆ノンフィクションが多い傾向に

 いかがでしたでしょうか。お金持ちの子どもたちが読んでいる本の傾向としては、フィクションよりもノンフィクションが多いようでした。もちろん、小説を読んでいるからダメというわけではありません。実際私は、図鑑や伝記はあまり読んでいませんでしたし、むしろファンタジー小説を多く読んでいました。ですが、実学に基いた興味関心を育むのであれば、ここで紹介したような本が何よりも効果があることは間違いないでしょう。「お金持ちの子どもたちが読んでいる」のには、それなりの理由があるのかもしれません。

【布施川天馬】
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa)

―[貧困東大生・布施川天馬]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください