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元人気セクシー女優の“今”。引退作に500万円のギャラ提示も「断っちゃいました」

日刊SPA! / 2024年6月17日 15時53分

 でも私は、現役時代にホストとかブランド物にも興味がなく、派手にお金を使っていなかったので、生活は大丈夫でした。そういう自分の性格と貯金のおかげで、今まで続けられたと思いますね」

 俳優として活動しながら、自身の店「Shrimp Bar Ebidon」は12周年を迎える。

「店を始めたのは本当に成り行きといいますか。俳優仲間たちのお疲れ様会があって、そこで行ったスナックで週1回とか2回ぐらい働くようになりまして。飲み屋での接客がけっこう自分に合っていたみたいで、『店をやって欲しい』って、けっこう言われたんですね。ただ、自分でやるなんてピンとこないし、大変そうだなって。断ってばかりいたときに、知り合いの映画関係者がゴールデン街で働いていたのを見て、“あ、こんな感じならできるかな?”と思ったんですよね」

◆新宿2丁目の店が12周年「続けているというか、辞めていないだけ」

 そして縁あって現在の店をオープンするに至ったというが、12周年を迎えるまで続けるなんて並大抵のことではない。その理由を聞くと、予想外の答えが返ってきた。

「続けているというか、辞めていないだけ。才覚がないといえばそれまでだけど、すごく儲かるわけではないし、普通の人なら辞めてるんじゃないかなぁと思います」

 愛さんは「惰性でやってるだけなんです」と豪快に笑うが、それだけで続けるのは無理だろう。

「一応、店のコンセプトが“人類の未来を考えるBAR”なんですが、文化的なお客さんが多く来てくれるんです。たとえば、映画関係者や画家などのアーティストとか。ふだん知り合うチャンスもないから、私自身、勉強になっている部分は大きいです」

◆「月末は経営危機です。ずっと修羅場です(笑)」

 最近ではシュウマイの移動販売も行っているが「本当はBARよりも先にキッチンカーがやりたかった」という。

「今でこそいろんな食べ物のキッチンカーがあるけど、昔はクレープとかしかなかったから諦めていました。なぜシュウマイにしたかというと、私自身がただただ大好きなだけ(笑)。BARでシュウマイを出したら大好評で、ひたすらシュウマイを蒸している日もありました。それでイケると確信したんですね。

 免許を取って、名古屋でトラックを買ったんですが、お店の人に『免許を取って最初の車がトラックの人は初めて』とかなり心配されました。でも今や、2tトラックの免許まで取ったんですよ」

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