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“リュック姿がダサい人”の問題点は「肩紐」にアリ。失敗しない「リュックの選び方」とは

日刊SPA! / 2024年6月20日 15時52分

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両手がフリーハンドになるリュックは、その利便性・合わせやすさから定番バッグとして世の中に浸透しています。ところが、なかには「リュック姿がダサい人」も散見されるのです。
実はリュックは、コーディネートが簡単とは言えません。というのも、バッグ本体が身体に密着するため、手で持ち運ぶトートバッグ以上に、存在感が服に影響するからです。

そこで今回は、「ダサくならないリュック選び」について、『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者が解説します。

◆オンラインショップでリュックを買うのは危ない?

リュックを購入するとき、単体のデザイン・色で判断している方が圧倒的に多いのではないでしょうか。ただ、店頭ならまだしも、オンラインショップで購入するのは危ないかもしれません。実際に背負った姿を鏡で確認せずに購入することはリスクが高いのです。特に注意したいのが、柄や色にアクセントをつけたリュック。試着なしでは、背負った姿をイメージしづらいはず。

やりがちなのは、リュックと服の色がリンクしていないケース。アクセントがあるタイプは、足元や服のディテールから、リュックの色選びをするべきだと思います。「リンケージ」と呼ばれるコーディネートテクニックによって、調和が生まれてくるのです。

◆黒いリュックが“正解”とは限らないワケ

「黒いリュックならば、どんな服にも合うだろう」と考える方もいらっしゃることでしょう。でも、カタチや質感によっては生活感が出やすいのです。

とくに化学繊維で編んだメッシュのものは、意外にカジュアル見えするもの。選ぶときには、質感で差別化してみてください。ドレス感があるレザーのみならず、防水効果のあるラバー素材もおすすめ。もちろん、形状にもこだわりたいところです。「上部がカーブしたおにぎりの形状」はカジュアルな印象ですが、スクエア型のデザインは都会的に見えます。

質感と形状の掛け合わせで、都会的な印象を演出してくれる黒いリュックが一つあれば、カジュアルな服装から上品系のコーディネートまで格段に合わせやすくなるでしょう。

◆「リュックの存在感」を打ち消すひと手間

リュックの色や形状にかかわらず、全身コーディネートするうえで大事なポイント。それは「リュックの肩紐」です。生活感が生じ、野暮ったく見える理由の大半は、肩紐が悪目立ちしたときではないでしょうか。

襟もないTシャツ一枚ならばさほど違和感がありませんが、襟があるポロシャツやシャツアウターの羽織りコーディネートの場合、リュックの肩紐がノイズになるのです。そこで肩紐を悪目立ちさせない工夫として、肩紐とトップスの色を近づけてみましょう。

たとえば黒いリュックには、白よりも紺のポロシャツで合わせてみてください。たったこれだけの工夫で、リュックの存在感を緩和できることでしょう。攻略のカギは、単体ではなく全身で考えることだったのです。

<TEXT/森井良行>

【森井良行】
“あなたのお抱えスタイリスト”として、その違和感を言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。公式サイト「エレカジ」では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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