1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

元旅行会社社員が明かす、夏休みに「ホテルの予約が取れない時」の4つのコツ

日刊SPA! / 2024年6月29日 15時53分

 最も予約状況が動くのは、キャンセル料が発生する日として定められることが多い、7日前と3日前の直前。ホテルやサイトによってキャンセル料の発生日は異なるので、日にちをチェックし、数日前から様子を見ておくとよい。

◆ホテルに直接電話をする

 インターネットでの予約が主流になっているが、ホテルに直接電話することで予約ができるケースもある。実際に筆者は、満室のホテルに直接電話で交渉し、予約を入れてもらった経験がある。

 「何かあったときのために、当日まで数部屋空室を残しておくことがある」と、大型ホテルに勤めた経験のある友人はいう。システム上は満室でも、実際に空いていることは珍しくなく、特に客室数が多い大きなホテルによくあるそうだ。

 もちろん、実際の空き状況や内部の事情までは確認できないため、交渉しても叶わないこともある。最後の手段として参考にしておく程度がいいだろう。

◆キャンセル待ちの注意点

 旅行サイトによっては、泊まりたいホテルの「キャンセル待ち」ができることがある。

 しかし、キャンセル待ちにも順番があるので、1部屋キャンセルが出てもすぐに予約ができるとは限らない。当日までキャンセルが出ない可能性もあるため、他のホテルを予約しておくことが重要だ。

 仮に押さえておくホテルとキャンセル待ちのホテルの両方を管理する場合は、双方の「キャンセル料がかかる日にち」を把握しておく必要がある。タイミングを間違えると、宿泊しないにもかかわらず支払いが必要になるため、注意が必要だ。

 ムダな費用を支払いたくない場合は、キャンセル料が発生する日の前日までに、以下のどちらかの方法を選ぶのがおすすめである。

①予約済みのホテルに決めてキャンセル待ちを取り消す
②予約済みのホテルをキャンセルし、希望のホテルのキャンセル待ちを継続する

 予約が繰り上がった時点でキャンセル料の対象になるかどうかは、旅行会社やホテルによって異なるため、必ず確認しておこう。

 夏の旅行は予約が難しいと分かっているがゆえ、満室だと旅行自体を諦めがちだ。しかし、予約方法やタイミングによっては、予約が取れることもある。

 とはいえ、予約は早いほうが確実であり、かつお得であることが多い。夏の旅行を検討している方は、これを機に計画を進めてほしい。

<取材・文/新田ミキ>

【新田ミキ】
フリーライター。1987年、埼玉県生まれ。山梨在住2児の母。子どもが小学生に上がるタイミングで正社員からフリーランスに転身。X(旧Twitter:@mikifreeeee)ではフリーランスママのありのままを発信中。2023年に“小1の壁”をテーマにした電子書籍『小1の壁×在宅ワーク』を出版。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください