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『千鳥の鬼レンチャン』B‘z稲葉のモノマネで話題、49歳元会社員が脱サラして「ものまねアーティスト」になったワケ

日刊SPA! / 2024年7月1日 8時52分

◆本人に会ったことはないけど…お母様とは何度も

――長く稲葉さんのものまねをされていますが、ご本人にお会いしたことは?

中村:直接お会いしたことはありません。岡山県に行った時には、ご実家のイナバ化粧品店さんに寄らせてもらうのですが、何度かお会いするうちに、顔を覚えていただけるようになりました。お母様はとにかく明るくて懐の広い方で、色々とよくしていただいています。

――中村さんのものまねは、ご家族も認めてるんですね?!

中村:認めていただいているかどうかは分かりませんが、行くたびに可愛がってくださいますね。実は僕、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」で、ゴールデンボンバーさんと共演させていただいたことがあるんですが、その時の映像がお母様に気に入ってもらえたようで、僕が行った時にお店で流してくださったこともありました。

◆今後の目標は長野在住ものまねアーティスト、ご本人と会う

――最後に、今後の目標を教えてください。

中村:基本的には、このまま長野を拠点に活動しながら、テレビ番組に呼ばれれば上京するスタイルが、自分に合っているのかなと思っています。両親もいい年ですし、2人の身体も心配です。何かあった時のことを考えると、自分が近くにいたほうがいいでしょう。

 それに、まだまだ地元の知名度が高いとは言えないので、しっかり「長野在住のものまねアーティスト」として根付きたいですね。その上で、ものまねを発信していきたいです。

――何かの形で地元に貢献できたらいいですね。叶えたい夢などは?

中村:大きな目標でいうと、稲葉さんご本人とお会いすることです。今年中にお会いできたら何も言うことはありません。

 あと……できればCDデビューしたいですね。実はこれまでに何度か話はあったんですが、浮かんでは消えを繰り返してきました。ものまねアーティストではなく、アーティストとしてCDが出せたら、本当に嬉しいです。

<取材・文/安倍川モチ子 撮影/篠田英美>

【中村素也】
1975年生まれ、愛知県出身。高校時代に長野県へ移り、現在も長野県に暮らしている。平日は派遣社員、週末はものまねアーティストの二足の草鞋をはく。全国で結婚式披露宴をはじめとする各種イベントに出演するほか、ものまね番組へのテレビ出演もこなしている。ものまねレパートリーはB’z(稲葉浩志)、WANDS、L’Arc~en~Ciel、TMネットワーク他

【安倍川モチ子】
東京在住のフリーライター。 お笑い、歴史、グルメ、美容・健康など、専門を作らずに興味の惹かれるまま幅広いジャンルで活動中。X(旧Twitter):@mochico_abekawa

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