1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ひろゆきが語る新しい働き方「マニュアルの時代から“博打の時代”になっている」

日刊SPA! / 2024年7月5日 8時51分

ひろゆき:弟が金持ちだから続けられた。『鬼滅の刃』の作者とかもそんな感じっぽい気がするんだよね。かなり臆測で妄想が入ってるけど、あの人は他の作品を作らないし、今後もあまり作らないようなことも言ってる。しかも人と全然会わない。その情報から判断すると、たぶん社会的に組織の中で働くとかが苦手なタイプだと思うんだよね。もちろん違うかもしれないけど。

ひげおやじ:アーティストには多いよね。そんな人が世界中でアホみたいな売り上げを叩き出す作品を生み出すという。

ひろゆき:やっぱり勤労をしていない人がダメというより、むしろ何らかのコンテンツ作りを頑張ってくれるんだったら、実家なり国なりが、いくらでもどうぞ、という環境を用意するほうがいいんじゃないかなと。

ひげおやじ:博打みたいな感じになっちゃう可能性もあるけどね。

ひろゆき:今は博打の時代なので。

ひげおやじ:頑張ったけど、結果が出ないパターンもあるわけで。むしろ、そっちのほうが多いと思うしね。

ひろゆき:時代は、工場のライン工として同じことをずっと続けたら利益が上がる的な、誰でも同じことをすればいい「マニュアルの時代」から「博打の時代」になっている。

ひげおやじ:大卒で就職した人の給料が確実に高くなるかというと別にそうではなくて、逆に学歴なんて関係なくYouTuberになって儲ける時代だしね。

ひろゆき:やっぱり今はもう、博打の時代。そこに世間的な認識との乖離という問題はあるかもね。

ひげおやじ:世間的には、そういう認識はないかもしれない。じゃあ、博打をするんだったら、自分の後悔のないよう好きなことをやったほうがいいよね。

◆何が正しいのか、今の価値観では測れない

ひろゆき:そのためには、我慢というか突き詰める能力は必要だけどね。そのためには好きなことを見つけられるかどうかが重要。例えば、プログラマーで優秀な人ってたいていプログラム自体が好きという。

ひげおやじ:平日はプログラムの仕事をして、土日は家で趣味のプログラムをする、みたいな。『ドラゴンボール』作者の鳥山明さんも、打ち合わせとか暇なときにナプキンの裏とかにずっと絵を描いていたらしい。絵でもなんでも、本当に好きでやっている人に、嫌々やっている人は絶対に追いつけない。

ひろゆき:そういう人って、たぶん頑張っているという自覚なんてないよね。

ひげおやじ:うん。好きでやってるだけだからね。

ひろゆき:世にいう「勤労」とは違った意味で、才能のある人がおのずと好きなことに邁進して、それが結果として仕事につながるシステムがあるといい。昔は格闘ゲームってお金を払って趣味でやるものだったけど、最近は日本人がサウジアラビアのeスポーツ系の大会で賞金3000万円を獲得するみたいな話もあったりするわけだし。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください