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7月7日のパチンコは勝てるのか。元パチプロが過去10年の「7月7日トータル収支」を公開――大反響・仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年7月7日 7時7分

◆完全に回収目的だった大型店も…

 1人で打っているプロの場合、抽選で大人数が一気に押し寄せる7月7日は打たずに帰ってしまうパターンもあるようだ。実際に打った年のことを聞くと、田中氏は「2018年の7月7日は大型店に行って、割と早い番号を引けたのですが、完全に回収目的の台しか空いてませんでした」と話す。

「まだCR機の北斗無双があった時代で、慶次漆黒と無双が一気に埋まり、準新台くらいの台を試し打ちしたんですが、これが悲惨でしたね……。もちろん回らない台は打ってはいけないんですが、いつもは空いている台が一気に埋まっていく雰囲気に飲まれてしまって2万円くらい打ってしまい、結果的にはボーダーラインを少し下回る台でした。参考として閉店後にデータを見ましたが、無双と慶次漆黒以外はほとんど回ってなかったです。7月7日の年一イベントだからといって、必ずしも優秀台で溢れているわけではないということですね」

◆爆勝ちしたのは2015年の7月7日

 元パチプロとして話を聞くも、7月7日に関しては勝ったエピソードがなかなか出てこない。そこで、一番勝った7月7日について聞いてみた。

「1番勝ったのは2015年の7月7日です。はっきりと覚えていないのですが、データのメモには『CR 真・花の慶次』で8万2千円勝ちとなっていました。台移動を一切していないので、おそらくしっかり期待値通りに終日打ち込んだんだと思います。抽選も一回くらい良番を引けた記憶がありましたが、おそらくこの年ですね(笑)」

◆パチンコ素人が多く来るからこそのラッキーも

 大勢のパチンコファンが一気に押し寄せることで、基本的には抽選勝負となり、プロからすると意外と立ち回りが難しいようだが、田中氏によると「素人が多いことによるメリットもありました」という。

「2021年の7月7日のことなんですけど。この年は無事に狙い台を確保して打っていまして、なかなかの優秀台だったのですがヒキが悪く、夜8時まで打って4万負け……。諦めて帰ろうとしたところ、『とある魔術の禁書目録』で、遊タイム残り120回転の台が落ちているのを発見したんです。遊タイムが導入されてからすでに1年以上経っていたので、こんな台が落ちているのは奇跡に近かったですね。その後、遊タイムに入って、なんと少しプラスにまでもっていきました。これは素人が多い7月7日だったからこその恩恵だと思います」

◆気になる収支は…

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