1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

とんねるず「買うシリーズ」。スギちゃんの“648万円腕時計”の相場に異変!一時は2000万円超

日刊SPA! / 2024年7月7日 15時53分

 こういったことを見ると、現在相場は「値下がりではない」と思うところ。しかし、2022年春頃のデイトナレパード相場と比べると、現在相場は値下がり状態となります。

 2022年2月においてデイトナレパードは最高値2090万円に到達。デイトナレパードが2000万円超えとなっていたのは2022年2月から7月頃までの約5ヶ月間でしたが、もしもその間に買ったならば、現在までにかけて790万円の値下がりなのです。

 2022年2月、3月といった時期は、このデイトナレパードに限らず人気モデルの多くが「急上昇」という値動きになっていたのですが、同年4月頃からは値動きが鈍化し、その後は下落。そういった経緯を経て今に至るため、「2022年2月頃がピークだった」というモデルが多いのです。

 そのため、デイトナレパードのように、2021年頃までの相場と比べると、現在水準は高値であるものの、2022年2月頃と比べると安価となっているケースがよくあります。

◆2022年2月頃から値上がりしているモデルも

 その一方で、2022年2月頃と比べても、「値上がり状態」となっているモデルが多々存在します。

 そういった値動きとなっているのが、オメガの多く(スピードマスター3570.50など)やカルティエの90年代後半モデル(サントスガルベW20067D6など)、パテックフィリップカラトラバの90年代後半世代(5026Jなど)であります。

 それらの多くは、以前は「目立った値動きをしない」といった印象でしたが、2022年頃から活発に動くように変化したのです。

 例えば、カルティエサントスガルベのW20067D6は、2020年時点で約29万円で購入可能だったのが、2022年8月には約101万円に到達。現在では、140万円台にまで達しているのです。

 ですから現在相場は、「2022年春に急上昇したモデルは値下がり」となっている一方、「オメガやカルティエのようにずっと値上がり傾向」というモデルもあるわけです。

◆2022年春の相場は何だったのか

 これまでの中古相場は、「この時期は値上がり/値下がり」というように、全体的な傾向があったといえますが、現在は値上がりと値下がりが「混在」しているのです。

 また、2022年春の急上昇を『異常値』とするならば、デイトナ等の人気モデルを含めても、「ずっと右肩が上がり」だといえるため、かつて起きていた「下落トレンド」とは異なる状況だといえます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください