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「納車直前の新車にキズが…」自動車ディーラーの元社員が暴露“やらかし事件簿”5選

日刊SPA! / 2024年7月8日 8時53分

 車庫証明を申請するとき、自動車の保管場所が「自宅から半径2km以内」という決まり事があるのですが、ご注文をいただいたお客様が借りている駐車場の書類の準備をしているとき、地図を確認したら微妙に半径2kmから飛び出ていることが発覚。本来であれば車庫として警察署に認められない案件のためお客様に確認したところ「前に車を買った時から同じ駐車場だから大丈夫」ということでしたが明らかにアウトなのでは……という案件でした。

 営業マンBさんは上司に確認を取りましたが「とりあえず警察に出してみて弾かれたら考えよう」とのことで、地図に手書きで記載する際にギリギリ2kmになるように小細工をしてから提出。

 以前から同じ車庫として申請していたので警察からはお咎めなしで車庫証明を取得できましたが、法的にはアウトの案件です。10年以上前の話なので笑い話として聞いていただければ、と思いますが、厳密にいうとこれは「車庫飛ばし」と呼ばれる行為に抵触する可能性があります。

 皆さんも駐車場を借りる際は自宅の近くに借りてくださいね。

◆やらかし事件簿その3:「納車直前の新車が…」

 顧客の新車納車を3日後に控える営業マンCさん。工場から出荷され、納整センターでオプション装着後に店舗に到着。意気揚々と届いた車をチェックしていたら、フロントガラスに飛び石傷が……。

 皆さんも見たことがあるかと思いますが、新車は工場で作られたあと、複数台搭載可能な積載車に載せられ店舗に運ばれてきます。おそらくその時に飛んできた小石がフロントガラスを直撃し、ガラスに傷が入ってしまったと推測されます。

 このようなことが起こると、ディーラー店舗では修理対応をせずに納整センターあるいは工場に車を戻して手直ししてもらいます。実は塗装に異物が混入していたり、頼んでいたオプションが付いていなかったりすると同じ手順を踏むので日常茶飯事だったりもします。

 傷が発覚したのが納車3日前ということで、Cさんは顧客に平謝り。納車日をずらして事なきを得ましたが、この新車を納車されるお客様は運が良かったのか悪かったのかは本人のみぞ知る、という事態でした。

◆やらかし事件簿その4:「月末の書類ミス」

 筆者の新人営業マン時代のやらかしを暴露します。月末ギリギリの注文をいただき、書類を整理している際にお客様が記入して押印する必要のある書類にミスを犯しました。

 その書類を本社に当日中に届けないと月末の実績にならないということで、お客様に即座に電話し、職場に直行。書類を書き直していただいて無事に実績となりましたが、お客様はもちろんご立腹。お詫びとしてお客様にオプションパーツを、自腹を切ってプレゼントするという、苦い思い出です。

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