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日経平均は最高値更新「プロが実際に買った&狙っている」高配当銘柄。株価の上昇も見込める

日刊SPA! / 2024年7月10日 15時50分

◆投資のプロが狙う高配当銘柄

 株式投資は買うのも難しいが、それ以上に売り時を見定めるのは難しいものだ。

 売却した資金の一部で、今やJTよりも配当利回りの高い、日本製鉄(5401)を購入することにした。7月1日の終値ベースで、JTの配当利回りは4.39%、日本製鉄は4.63%なのだ。
  
 鉄鋼は経済低迷に苦しむ中国での過剰生産によって世界的な価格は低迷している。決して絶好調ではないのだが、日本製鉄には株価を押し上げる可能性のある材料がある。

 それは、USスティールの買収だ。基本的な合意がなされたまま、先に進まないのは、ご存知のように、アメリカ大統領選挙の両候補者から、この買収に対してネガティブな発言が出ているからだ。しかし、簡単にこの買収話がポシャると考えている関係者は多くない。

 また、日本製鉄だけでなく、鉄鋼の大手3社は軒並み配当利回りがいい。日経平均に採用されているJFE(5411)は同じく7月1日終値で4.68%、神戸製鋼(5406)も4.46%と、ともに4%を大きく超えている。

 日本製鉄以外にも投資をした。それは、自動車会社だ。

 日野自動車の不祥事もあってライバル会社のいすゞ自動車(7202)は業績を上げてきた。最初にいすゞを買ったときは自動車会社の中での配当利回りの良さだったが、それは今も健在で4.2%ほどある。

 また、一時2000円台もあったものの、最近1700円まで落ちているホンダ(7267)は配当利回りが4%もある。ホンダの1株利益は207円ほどあり、対する配当の68円は無理した水準ではない。PERは8.19、PBRは0.7と指標も悪くない。何しろ二輪車では世界首位の企業なのだ。ということで、ホンダもJTの売却資金で購入した銘柄の一つだ。

◆フィンテックに強い丸井グループも

 また、日経平均採用銘柄の一つ、丸井G(8252)は今もっとも気になっている銘柄の一つだ。20世紀は物販が中心だったが、今やフィンテックにも強い企業でもある。

 長年培った顧客層の厚さ、与信などのノウハウもあるのだろう。

 金融が軒並み伸びている中で、もっと上昇していいのではないかと考えている。

 また、過去の配当実績を見ていると、実質的な累進配当政策の銘柄と言っても過言でない。株価のトレンドは、上下を繰り返しながらも月足を見れば、2020年に底を打ち、上昇トレンドの中にあることもわかる。

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