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ヤーレンズが吉田豪に明かした胸の内「M-1決勝進出するまで、圧倒的な絶望感があった。誰も僕らに期待していなかった」

日刊SPA! / 2024年7月13日 8時50分

――話すのは芸能スキャンダル関係?

出井:芸能スキャンダルは好きですね。

――プロレス、格闘技関係も多いですよね。

出井:僕はラジオを聴いて育ったんで、バッファロー吾郎さんとかケンドーコバヤシさんみたいに、プロレスをはじめとしたマニアックなこともラジオではぜんぜん言っちゃうもんだっていうのが刷り込みとしてあって。リスナーの「誰がわかんねん!」とも誰も言わないまま普通に話をしてたのが印象深いんですよね。

――そのせいで、あきらかに世代的にはちょっとズレのある話が多くなる。なんで今「俺ごと刈れ」(橋本真也と小川直也の合体技)の説明をしてるんだっていう(笑)。

出井:ハハハハハ! そうなんです(笑)。

――出井さんはプロレス&格闘技マニアだと思いますけど、楢原さんはどうなんですか?

楢原 2000年代のプロレスぐらいですね。僕はその頃が一番テレビとかラジオにめちゃめちゃ触れてたんで。取り立てて好きでもなかったんですけど、夜中までテレビを観てたらなんとなく『ワールドプロレスリング』も観てて。ホントにテレビっ子だったんです。

◆「みんなが笑ってくれなくなったら、芸人辞める」

――ホントこの温度差がおもしろいですよね。ヤーレンズは死ぬほどお笑いのことを考えてる出井さんと、ほとんど考えていない楢原さんのコンビだと思っていて。

出井:ルーツ的にもそうですね。楢原は親に言われてよく知らないままNSC(吉本総合芸能学院)に進学したりするから、もしも、ほかに楽しいことがあったら今後も転職しかねない。

楢原:うん。いまはかろうじてみんなが笑ってくれるから、つなぎ止められてますけど。笑ってくれなくなったら芸人辞めますよ。

――ホントよかったですよね。こうやっていろんな人から求められるような状況がきて。

出井:ホントにそうですよ!

――今回の取材にあたって出井さんの有料noteと電子書籍を全部読みました。内容がすさまじい絶望で。売れる前は焦りとか怒りとか燻りばかりで。

出井:ハハハハハ! けっこうありましたね、そういう時期は。せっかくこんな気持ちだから書いちゃおう!みたいな感じでした。。実際に焦りはすごくありましたね。

――相方が焦ってるとき、楢原さんはどういうテンションだったんですか?

楢原:……焦ってるのはあまりわからなかったですね。コロナ禍になるまで、ホントにダラダラやっちゃってたんで。

――次々と仲間が売れていって……ようやく。

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