SKE48 末永桜花、初乗車のスペーシアX最高級席に大興奮！カフェメニューでコラボの野望も？

末永桜花

7月15日、アイドルグループ・SKE48の末永桜花が、東武鉄道浅草駅で行われた『特急スペーシアX 運行開始1周年記念出発式』に登壇した。
浅草〜東武日光・鬼怒川温泉間を結ぶスペーシアX（N100系電車）は、2023年7月15日にデビューした東武鉄道の新型特急電車。同社としてはスペーシア以来33年ぶりのフラッグシップ車両として登場し、編成内に6種類の座席を展開。私鉄特急最大の個室「コックピットスイート」や、カフェが併設された「コックピットラウンジ」など、豪華な設備を備えている。

出発式には鉄道好きとして知られるお笑いトリオ・ななめ45°の岡安章介と、ホリプロマネージャーの南田裕介氏とともに出席し、末永は東武鉄道員の制服にチェック柄のスカート衣装を披露した。これまで様々な鉄道車両に乗車してきた末永だが、スペーシアXにはこの日が初乗車だという。「記念すべき初乗車なので、すごく楽しみにしてきました！」と興奮気味に話すと、既に乗車済みの南田氏は「言っとくけど最高やで！」と関西弁を交えながらニンマリ。岡安も「シートに座る瞬間が楽しみですね！」と、末永のリアクションに期待するコメントを寄せた。

“撮り鉄”、“乗り鉄”など趣味の裾野が広い鉄道趣味界隈。末永自身は車内で駅弁を食べたり、旅行先で地のものを食べる“食べ鉄”であるという。そんな“食べ鉄”の観点からスペーシアXの魅力について、「スペーシアXにはカフェがあるじゃないですか！もう“食べ鉄”にもってこい。楽しみすぎです」と笑顔がこぼれる。また、豊富な座席の種類の中では電動リクライニングと可動式枕を備えた「プレミアムシート」が気になっているようで、「豪華な座席もいいですけど、他の特急列車のバックシェル付きの座席と乗り比べてみたいです！」と楽しみな様子。

続いて、鉄道ファンの視点からスペーシアXへの願望を述べるコーナーでは、岡安は会津方面やJRへの乗り入れ、南田氏は夜行列車としての運行に期待する中、末永は「SKE48とコラボしてイベント列車を走らせたいですし、ファンの方にも乗車してもらって、他のメンバーにも乗車してもらって、いろんなイベントを車内でやりたいですね。カフェメニューも開発したいです」と前のめり。すかさず南田氏は、「具体的なアイデアがあるんじゃないの？」と切り込むと、「それは出せたときのお楽しみで」ともったいぶった。

イベント終盤にはスペーシアXが浅草駅に入線。到着の様子を会場から覗き込んでいた末永だが、停車と同時に報道陣の前から姿を消し、車外から「コックピットスイート」を見学。「すごい贅沢な。カッコイイ車内ですよ本当に！！ひと目見たら止まらない。早く乗りたいです！」と、スピーカーから大興奮している様子が流れた。実物を前にテンションの上がった末永らは乗客にノベルティを配布する車内イベント参加のため、足早に去っていった。

＜取材・文・撮影／安藤龍之介＞