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ラブホテルの前で待ち構える妻に動揺した男性が「まさかの行動」に…。不倫専門探偵が見た壮絶現場

日刊SPA! / 2024年7月17日 15時52分

 実際に凸した結果、まさにコントのような状況になったケースもあるとか。

「旦那が単身赴任先の自宅に、毎日のように女を通わせていた事例があったんです。僕らはある程度の証拠を掴んでいて、奥さんの意向で、旦那が不倫中の家の前で待機していました。しかし、その家は中から外がよく見えたようで、どうやら奥さんの待ち伏せがバレてしまっていたんです。

 とはいえ、その不倫女には子どもがいて、夕方には家に帰る必要があったらしく、気づけば裏手のベランダをまたいで脱出しようとしているのを目撃しました。2階の部屋で周囲には足場になりそうなものが転々としていたので、危険な行為ではなかったのですが、まるで漫画の一コマみたいなアホらしい現場でした」

◆裁判でも「俺は休憩してただけ」と主張

 決定的な証拠を押さえたあとは、不倫人たちの情けない言い訳を聞かなくてはならない。

「ラブホに入った写真を見せても、『2人で飲んでいたら気分が悪くなって、本当に休憩していただけなんだ』なんて戯言を抜かし続ける人もいます。ただ、慰謝料が請求できるのは確実な不貞行為があった場合で、争点はヤッたか、ヤッてないか。ラブホ内の行為まで撮影することはさすがに難しいため、この言い訳は意外と効果的なんです。

 けど、結局その言い訳のせいで示談ではまとまらず、裁判でまで『俺は休憩してただけなんだ!』といい続ける不倫人は、本当に頭のネジがはずれていると思いますね」

◆50代の不倫カップルが「だいちゅきだいちゅき♥♥♥」

 不倫の証拠の中には、見ているこちらが呆れるようなメッセージや手紙のやりとりであふれている。

「4,50代のいい年こいた不倫カップルが『だいちゅきだいちゅき♥♥♥』なんてやりとりをしているのは直視すると頭がバグりそうなので、いまでは無心で目を通すよう心がけてます。

 また、不倫人はやたらポエミーな人が多く、手紙に『君は僕の人生にとっての〇〇だ』といった、ラブソングかと思うような薄ら寒いことを平気で書き残していたり。最悪の場合、そうしたポエムが裁判所でさらされることまで考えたほうがいいかと思います」

 当事者からしたら笑い事ではないだろうが、傍からみたらイタすぎる不倫人たちの痴態。これらがいずれ白日のもととなる可能性があることを、少しでも心に留めておいたほうがいいだろう。

【まるこめ探偵】
2年前から“不倫専門”を掲げ探偵活動に従事。過去に相談を受けた件数は2000件以上。X(旧Twitter)は@marukometantei

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