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i☆Ris、デビュー12年目で込めた想い「永遠じゃないからアイドルを生きてる」

日刊SPA! / 2024年7月21日 8時50分

茜屋 私も自分のYouTubeチャンネル「ひみちゃんねる」でしか出してないような、吹っ切った面がフィーチャーされていて。周りから見ると、自分ってこういうふうに見えるんだ、という新しい発見がありましたね。

――芹澤さんは、シナリオについていくつか提言をされたそうですが、どのような部分に反映されていますか?

芹澤 元々のシナリオではメンバー同士の絡みではなく、メンバー対リスの構図でした。メンバー同士が作用しあって、感情のゆらぎや弱さ見せて、みんなで助け合うのがいいかなと思ったんです。

久保田さんが「歌おうよ」と歌い出すのも、元々は別メンバーのセリフだったんです。そこに友希ちゃんが乗っかるシーン、私が暴走して迷惑をかけるシーン、山さんがケガをしてそれを隠す……。もしケガするなら首がいいと思うっていう、分かる人には分かる話など、私のアイデアがたくさん採用されて、やったー!って感じでした(笑)。

◆一言一句残さず、すべてが私たちからのメッセージ

――大石昌良さんが作曲を務められた「愛 for you!」ですが、メンバー全員で作詞をしたと伺っています。あらためてどんな曲なのか紹介をお願いします。

山北 もう「聞くだけで泣いちゃう!」のひとことに尽きます。最初に曲を聞いたときから、今まで、ずっと。なんといっても、今回はメンバー全員で作詞をしているので、一言一句残さず、すべてが私たちからのメッセージになってます。

今回は先に歌詞を完成させて、曲を作っていただくという珍しいパターンだったんですが、大石昌良さんが素晴らしいメロディーを作ってくださって。明るくポップなのにどこか切なさも感じさせる、“大石節”のある曲です。歌えば歌うほど、どんどん好きになっていってます。

久保田 ひとつの曲として素晴らしいのはもちろんですが、映画のラストにこの曲が流れるんです。

i☆Risちゃんからオタクに向けてのメッセージや自分たちの歴史をまとめた曲として作ってみて、いざ映画を見てみたら、すごくいいところで曲が流れてきた。主題歌だってことは聞いてたけど、映画のどこで流れるかは知らないままに作詞をしていたので、歌詞がすごく心に沁みて、ちょっと泣きそうになりましたね。

◆どうしても納得のいかなかった歌割りに……

――映画の試写では5人中4人、泣いていたというスタッフの証言もあります。

茜屋 え、私は泣いてないですよ! でも「希望の花を」が流れたところはちょっとうるっときたかな。「歌い続けることはやめない」って歌詞がすごく頭に残りました。

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