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銀座ホステスが伝授する「初対面の相手から嫌われない」会話術

日刊SPA! / 2024年7月22日 15時54分

 人というのは、基本的には他人に興味がないものです。ご自身の前髪がちょっと寝癖気味だったり、靴の先が汚れていることには気が付くけれど、久しぶりに会う友人の顔のホクロが除去されていたとしても、なかなか気が付かなかったりするものです。なぜなら興味がないからです。

 だから会話は、「聞く8:話す2」の割合で。お相手は基本的にはあなたに興味がないのだ、という前提をお忘れなく。

 反対に自分の話ばかりしてしまうと印象は最悪です。初対面のお相手に対して、幼少期のトラウマや、聞いていてこちらまで辛くなるような不幸話をする方がいらっしゃいますよね。距離感がバグっているとしか思えません。そういう話はもう少し仲良くなってからしましょう。

◆自分の話にすり替えないこと

 お相手の話題を奪って、自分の話にすり替えてしまう方もいらっしゃいますね。例えば、お客様が「今週末はガールフレンドとマレーシアに行くんだ」と話していらっしゃるとします。そこで「私は今日、シンガポールから帰国したんです」と返してしまう女の子は、どんなに綺麗で可愛くてスタイル抜群でも残念ながら人気が出ません。

 先ほども申し上げた通り、人は他人に興味がありません。初対面ならなおさらです。シンガポールのことはいったん忘れて、ガールフレンドとマレーシアのお話をさせてあげてください。

 人は承認されたい生き物です。それを逆手に取って、お相手に気持ちよくおしゃべりさせてあげましょう。「良い子だな」「もっとよく知りたいな」と感じはじめたお相手が「キミは旅行は好きなの?」とお尋ねになったとします。そこでやっと自分語りが許されると思ってください。

 聞かれてもいないことをベラベラと話すのは得策ではありません。また、聞き役に徹することは、お相手の情報を収集する良い機会でもあります。好きなブランドや食事の好みなどを覚えておくと良いですよ。

◆お相手の言葉を否定しないこと
 
 嫌われる人の話し方の特徴のひとつに「いや、でも……」を多用することなどがあげられます。例えば「今日、会社で上司にひどく叱られてしまった」と、お相手が愚痴をこぼしたとします。そこで「いや、でもそれはお前が悪いよね」と、頭ごなしにお相手を否定してしまう男性は、どんなにイケメンでマッチョでもモテません。

 そこは「そうなんだ……それは大変だったね」と、お相手に寄り添いましょう。目の前でしょんぼりしているお相手をほったらかして、会ったこともないどうでもいい上司の肩を持つのは賢くありません。初対面ならなおさらです。

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