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日経平均4万円台を再突破!次世代の「日本株テンバガー」を見つける“3つの指標”

日刊SPA! / 2024年7月23日 15時51分

【インバウンド】
 インバウンドの増加により、宿泊業、飲食業、小売業などの観光関連産業が成長しています。特にアジア圏からの観光客が増加しており、都市部だけでなく地方都市への観光も促進されており、インバウンド需要を上手に取り込んだビジネスや企業に注目です。

【高齢化社会】
 日本社会の高齢化に伴い、医療や介護サービスの需要増加や快適に生活するための生活支援サービスが求められます。具体的には介護ロボット、在宅医療、高齢者向け住宅、健康・フィットネスなどの分野で、いかにテクノロジーを活用するのかがポイントとなるでしょう。

◆テンバガー候補を見つける3つの指標

 テンバガー候補を見つけるためには、企業の財務状況を確認することも不可欠です。特に注目すべきポイントは以下の通りです。

【売上高成長率】
 過去数年間の売上高の伸びをチェックし、安定した成長を続けているか確認します。成長市場においては、売上高が持続的に増加している企業が有望です。

【営業利益率】
 高い利益率を維持している企業は、競争力が高いことを示しています。当然、利益率が高い企業は価格競争に強く、持続的な成長が期待できます。

【フリーキャッシュフロー】
 フリーキャッシュフローを持つ企業は、健全な経営を行っていると判断できます。またキャッシュフローが増加している企業は、事業拡大や新規投資、株主への分配などに積極的に取り組む確率が高いと考えられます。

◆テンバガーは消去法による銘柄選定

 テンバガー発掘は消去法のゲームです。まず見込みのありそうな銘柄を仕込み、「良い決算」を出した銘柄は継続保有し、「悪い決算」を出した銘柄は売却することが必要です。特に悪い決算を出した銘柄をポートフォリオから除外する習慣をつけることで、企業業績の良い株だけを保有することができます、これが結果的に暴落するような銘柄を保有するリスクを最小限にすることが出来ます。

 また、投資テーマや画期的なサービスなどのストーリーに目を奪われないように注意することが必要です。本当に希少価値があるのは、毎回の決算で投資家の期待に応え続ける企業です。そのような銘柄は本当に一握りしかありませんが、テンバガーになるのは、こうした銘柄だけです。

 日本の近年のテンバガー株には以下のような銘柄があります。

【川崎汽船(9107)】
 海運大手3社のうちの1社であり、特に電力用の石炭を運ぶ船と自動車を運ぶ船に強みがあります。
<2024年3月決算>
・売上高成長率(前期比) +2.1%
・営業利益率(前期比) +7.5%
・フリーキャッシュフロー 約1,361億円

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