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松村沙友理、30代はラクして楽しく生きる「無理していることを全部やめました」

日刊SPA! / 2024年7月25日 8時50分

松村:ピッタリと思っていただけることも嬉しいですし、実際、撮影でいっぱい食べられるのは楽しかったし幸せでした。現場では健太(黒羽)さんが料理を作ってくださって、わたしは基本、「うん、うん」と美味しく食べている感じなので、本当にいい役をもらえたなと幸せでした。

◆交際0日婚カップルは「人間性の根っこが近い」

――千尋は、交際0日で結婚した健太との生活で、だんだん変化していくのかなと。

松村:ふたりは交際0日婚ですが、周りの人に対して感じていることとか、生き方が、実は近いのかなというのを、喋っている間に感じられたのかなと思います。悩んでいる部分が一緒とか。趣味とか仕事の仕方とかは全く違うけど、人として大切にしている部分、好きなものを感じられる人間性の根っこが近かったのかなと思います。

 最初の千尋は感情を表に出すのがうまくなかったんですが、健太さんと一緒にいることによって、どんどん感情が表に出ていきます。話数が進むにつれて、それが見えるようになればいいなというのは、監督さんと一緒に話し合いながら調整していきました。

――その調整には食べるシーンでの感情の出し方も入ってますか?

松村:そうですね。食べた時のリアクションも、最初のほうは全面的に出すわけじゃないというのは調整していたかなと思います。

◆今回の私、めっちゃカワイイです

――千尋には、食べるだけでなく調理のシーンありますね。

松村:料理シーンって殺陣のような緊迫感があるんですよね。1個失敗すると全部ダメになって、頭からやり直し。各部門の人たちが、絶対に美味しく撮るぞとこわだりを持って臨んでいるところで、私が実際に料理してます。みんなのこだわりをすごく感じられるシーンですし、私の料理シーンはレアなので、作っている側の私も楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

――最後に改めて。カワイイ松村さんを楽しんでいる視聴者にメッセージをお願いします。

松村:今回の私、めっちゃカワイイです。映像が本当にキレイなんですよ。撮影中、モニターを見ていなかったので、出来上がった映像を観て「カワイイ!」って驚きました。映像美にも注目してください。

 <取材・文・撮影/望月ふみ>

【望月ふみ】
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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