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ディーラー車検は本当に割高?「無知な客はカモになる」元担当者が明かす本音とメリット

日刊SPA! / 2024年7月26日 8時53分

ディーラー車検は本当に割高?「無知な客はカモになる」元担当者が明かす本音とメリット

※画像はイメージです

 日本国内で車を乗り続けるのに定期的に受けなければならないのが、車検です。車検は頼むお店によって費用が変わってきますが、自動車メーカーの看板を掲げて営業しているディーラーの車検代はかなり高額となります。
 だが高額な分安心できる要素はあると国内メーカー系ディーラーに4年勤務した筆者は断言します。本稿ではディーラー車検をはじめとした車検の知識を解説しようと思います。

◆ディーラー車検は高いが信頼できる

 大前提として、ディーラー車検は費用が高いです。正規ディーラーとしてメーカーの看板を掲げている以上は致し方のないことと考えましょう。それに加えて、ディーラーで整備をするということに対して「保証」というインセンティブを得られることも大きく、特に新車を買ってから最大5年間はメーカーの保証修理を受けられます。

 故障に対しても柔軟に対応できるのがディーラーの強みなので、その安心料と思えばそれほど高くはないでしょう。

 また、ディーラーでは部品が壊れたり、消耗品が寿命を迎える前に必要な処置を行う「予防整備」を行うため、車検に必要のない箇所の整備をオススメされる傾向もあります。これが安心感につながるのだと言えるでしょう。

◆金額順で車検費用を安くできるのは?

 ディーラー以外にも車検ができる業者は数多あります。街中の自動車整備工場やカー用品店、ガソリンスタンドに車検専門店など、車に関するサービスを提供している業者であれば車検整備を請け負っています。

 またご自身の腕に自信がある方なら、直接陸運支局に車を持ち込んで車検を受ける「ユーザー車検」という方法もあります。

 車検にかかる費用だけを見ればユーザー車検をしたり、車検専門店に依頼したりしたほうがトータルのコストは抑えられます。次点でカー用品店や自動車整備工場が車検費用は抑えられる傾向にあると思われます。

 極端な話ですが、車検自体は「その場をしのげれば」問題ありません。車検直後に車が壊れようが車検にさえクリアしてしまえばいいのです。ユーザー車検や車検専門店などは車検に必要な項目だけをチェックするので、その分費用を抑えられるのです。

◆古い車ほどディーラー車検が安心といえる理由

 前述した費用が安い車検は、故障していない前提であればコストを抑えられます。一方で年数が経過した車や過走行車などは車検整備を進めていくうちに追加で部品の交換などが発生する可能性が高くなります。

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