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「土下座しろ!」スーパーで“金を払わず立ち去ろうとした”40代男性が逆ギレ…店員がとった“驚きの対応”

日刊SPA! / 2024年7月29日 8時54分

「土下座しろ!」スーパーで“金を払わず立ち去ろうとした”40代男性が逆ギレ…店員がとった“驚きの対応”

画像はイメージです

今回話をしてくれたのは、スーパー店員の佐藤司さん(仮名・43歳)。半年に一回くらいのペースで厄介な客に遭遇するという。ある日、佐藤さんがレジ対応をしていると、40代くらいの男性が来店したそうだ。
◆普通のサラリーマンのように見えたのだが…

「パリッとしたシャツを着た、一見すると普通のサラリーマンでした。でも目が据わった感じで……。『あ、この人やばいのかな』と思って、入店してきた時点で注意していました。その男性客がお会計をする際、『あれ、お金が足りないかも……』と財布のなかをゴソゴソと探し始めました。そして目を少し離した隙に、かごの中の商品を持ってそのまま逃げようとしたんです」

相手を逃すまいと、急いで相手の腕を掴んだという佐藤さん。

「慌てて相手の腕を掴みました。すると、少し爪あとがついてしまったんです。これに対し、相手は『お前!!何やってんだ!医者に行く!!』と爆ギレし、収拾がつかない状態に。腕を掴んだことは謝ったのですが、血が出ていたりアザになっているわけでもなく、明らかに怪我といえるレベルではないと思われました。しかし、『警察を呼べ!』といきり立っており……すったもんだの末、警察を呼ぶことになりました」

◆警察から事情聴取を受けるハメに

「警察官が到着するやいなや、男は興奮状態で捲し立てる始末。一方、僕は冷静に事情を説明するよう努めました。防犯カメラに映像も残っていて、こちらに非がないことは明らかだったので……」

話を聞き、警察官も男性客を宥めるモードになったそうだ。

「嫌だったのは『お前の電話番号と連絡先を教えろ』とにじり寄られたことです。絶対に付き纏われるだろうなと思ったので、『個人情報は教えられません。』と突っぱねて。あまりにも相手が憤慨していたため、警察官も私もどうしたらいいかわからなくなりました」

◆土下座を強要してきた相手に対して…

「だんだんと時間が過ぎていき、このままでは収拾がつかない雰囲気に。頭によぎったのは、明日以降も尾を引くのは面倒くさいなぁということです。一刻も早く解放されたい気持ちで。にっちもさっちもいかなさそうだったので、『どうすればいいんですか?』と率直に聞いてみたら、こう言われたんです。『お前がやったことを償うには土下座しかない!』と。その頃はちょうど半沢直樹のドラマが流行っていた時期でした(笑)」

なんと、男性客は佐藤さんに土下座を要求したという。

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