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「小学校の体育館裏で…」38歳女性教師がハマった“密会のスリル”。夫に不満はないけど…――仰天ニュース傑作選

日刊SPA! / 2024年8月3日 15時44分

◆「ここでは、さすがに最後までは無理だよね」

 相手は、同じ小学校で働く教師。抵抗すれば、すぐに解放されるだろう。そんなことを頭の片隅で考えながらも百合さんは、無抵抗のままカラダを任せていた。Tさんは、その反応に応えるように百合さんの太ももをゆっくりと撫でまわす。

「すごく興奮しました。ここは教え子がいる学校の敷地内。しかも私は、既婚者。相手のTにも妻子がいる。絶対にこんなこと、許される行為じゃない。そう強く思いました。…それなのに、そう思えば思うほど理性が抑えられなくなっていく自分がいたのです」

 ブラウスのボタンに手を伸ばしたTを誘導するように、意図的にカラダの力を抜く。けれど、「ここでは、さすがに最後までは無理だよね」と言われ、手を止められてしまう。それが、たまらなく百合さんを興奮させた。

◆ホテルで体を許してからは学校でも…

「それ以降Tは、バレないように学校でボディタッチをしてくるようになったのです。夫に抱かれていても、頭に浮かぶのはTのことばかり。モヤモヤのようなものが我慢の限界に達していたとき、Tは『ホテルへ行こう』と誘ってきました」

 そして誘われるままホテルへ行き、カラダを許してしまう。そして、Tとの行為はもちろん、誰もいなくなってからの体育館裏や校庭でのキス、イチャイチャがクセになり続けている。

◆「こんな私は、俗にいう変態かもしれません」

「ダメなこと。わかってはいるけれど止められません。Tから『ごめん。赴任してきたときから、狙ってた。興奮する』と耳元で囁かれるたび、『私も』と答えて発情してしまいます」

 百合さんは、「もういまの状況から抜けられないと思えば思うほど、興奮します。こんな私は、俗にいう変態かもしれません。でも、禁断の恋をしている人のなかには、私と同じようにスリルや罪悪感に興奮する人も多いのではないかと思います」と静かな口調でそう言った。

 さらに、「いつ、旦那にバレるのか。そしてそのとき、家族はどうなるのか。考えるだけで申し訳なく思う反面、ゾクゾクが止まりません」と付け加えた百合さん。やってはいけない刹那的な快楽に、彼女が後悔する日は来るのだろうか……。

<取材・文/夏川夏実>

【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5

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