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「なんでウチの子が真ん中じゃないの?」保護者会でキレる母親…パパ友の“思わぬ反撃”で無言に

日刊SPA! / 2024年8月7日 8時52分

 これにはボスママも一瞬驚いたようだったが、この父親を軽く睨みながら「私にとって大事な話なんです」と反論。先生へのクレームをやめようとしなかった。

◆父親の1人がボスママのカスハラ攻撃を非難

 そのため、男性は穏やかだった先程の口調より語尾を強め、「だから、クレームは後にしてくれって言ってるんですよ! まったく分からない人だなぁ」と言ったのだ。迫力に気圧されたのかボスママは無言になり、それからは無事にバザーの担当についての話し合いを進めることができたそうだ。

 でも、ボスママは諦めていなかった。保護者会が終了した途端、先生のもとに詰め寄り再び文句を言い始めたのだ。

 だが、ここでも男性が間に入ってブロック。そのうえで「貴女は『歌の上手い子を中央に集めたほうがいい』と仰いましたがここは公立幼稚園です。歌の上手さで並び順を決めるっておかしくありませんか? どうせ自分の子供が真ん中じゃないから許せなかっただけでしょ。そんな理由でクレームなんてくだらないですよ」と真っ向から主張を否定したのだ。

◆ボスママを撃退した父親は、有名なベンチャー起業家だった

 すると、ボスママは「自分の子供が真ん中だったからそんなこと言えるのよ!」と言うも男性からは「えっ? ウチの子も一番端だったけど」と一言。これは想定外だったのか言葉に詰まってしまったようだ。

「この父親はとあるベンチャー企業の社長さんで、ウチの会社とも業種的なつながりもあるので知っていますが、かなりのやり手で有名な方。ただ、半リモート勤務らしく私みたいに積極的に子供の送り迎えを行っているんです。

 彼は『並び順が不満だったら他の父兄の同意を得られそうな代案を出しましょうよ。でないとただのカスハラになってしまいますよ』と諭すように言っていました。後で本人に尋ねたら『先生がかわいそうでしたし、ボスママにムカついただけです。大人げないことをしました』と笑っていましたけどね」

 例えば、明らかに学校や教職員に非のある内容なら別だが、そういったケースとは明らかに異なる。時と場合によっては抗議が必要な場面もあるかもしれないが、それが言いがかりのようなただのクレームにならないか冷静に判断してほしいものだ。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

―[カスハラ迷惑客を成敗]―

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