ラブホの部屋に“立てこもる”泥酔男性。困った従業員がとった「強硬手段」とは?
日刊SPA! / 2024年8月10日 15時53分
男性にそのように説明すると、『身分証はない』と言い張り、しかも部屋から出てこようとしません。酔っぱらってヤケになっているのか、こうなるともうお手上げ。男性に忠告して、私は警察を呼びました」
◆暴れまわるも警察官2名に強制連行
すぐに到着した警察官2名に事情を説明し、あとは任せることに。
「室内から出てこない男性に、最初は警察官もドアの外からやさしく話しかけていましたが、相変わらず話がまったく通じない様子。警察官たちもらちが明かないと思ったんでしょうね、『連行していきますね』と室内に立ち入り、男性の両脇と足を抱え強制的に運び出していきました。
その間も男性はなりふり構わず、わめき散らしていましたね。暴れまわる大の大人が無理やり警官に連行されていくなんてドラマみたいだな……と、不謹慎ながら興味本位でワクワクしていたのを覚えています」
たしかに、中年男性が駄々を捏ねながら連行される場面なんて、なかなかお目にかかれないだろう。その光景には、なんとも言えない悲哀感が漂っていそうだ。
◆死なれるのはもちろん困るが…
「後日、警察から事情を聴いたのですが、男性は競馬で全財産をなくし、死ぬつもりでうちのホテルに来ていたらしいんです。あの全力の抵抗は、今思えば人生を終わらせる覚悟ゆえだったのかもしれませんね。
死なれるのはもちろん困りますが……細かい話なんですけど、こういうトラブルがあると、その部屋には清掃も入れずにしばらく稼働できずないので、売上的にも本当に迷惑なんですよね(苦笑)」
最後にランクの高い部屋で派遣されたお姉さんと“いい思い”をして、死ぬつもりだったということか。全財産をなくしたことには同情するが、迷惑千万な客だったのは間違いない。
<取材・文=逢ヶ瀬十吾/A4studio>
【逢ヶ瀬十吾】
編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。興味のあるジャンルは映画・ドラマ・舞台などエンタメ系全般について。美味しい料理店を発掘することが趣味。
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