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お盆期間中のパチンコは勝てる?パチプロが「還元率が高い2機種」と「勝てる店の特徴」を解説

日刊SPA! / 2024年8月13日 15時20分

 攻める地域が決まったら、次は「ヤル気を出しそうな日程」を探る。たとえば店舗からのメールやLINEに登録しておくと、大抵は夕方くらいに「エヴァ推し」とか「虹色の写真」などが送信されてくるので、その文面や写真から翌営業日の熱量を読み解く。慣れてくると「遊技に向かない日」もわかるようになる。

◆新台3機種のお得な打ち方

 まず入店後にチェックしておきたいのは、「海物語」と「エヴァンゲリオン」。これら人気シリーズはメンテナンスの頻度が高いため、確認する価値がある。そしてなにより、他のマシンよりも還元率が高いのだ。

 とはいえ、「還元率が悪くても新台が打ちたい」と意気込むプレイヤーも多いはず。そこで今回は、新台3機種の考察を記述することにした。参考になれば幸いだ。

・「e北斗の拳10」

 内ルート(強め打ち)、外ルート(弱め打ち)、どちらに玉を通過させるか、選択できるゲージ構成になっている。この特性を活かして、少しでも回転率の高いストロークを選択したい。

・「Pガンダムユニコーン2」

 前作と同様に、通常時は右打ちになってしまうくらいの最強ストロークが効く。大外ルートを通過する玉数が多くなり、勢いがつくのだ。これによって、ステージへと乗り上げる玉を誘発させることができる。ただし例外として、ワープ抜けが良好な台は内側ルート(弱め打ち)が優勢なので、気をつけたい。

・「PAスーパー海物語IN地中海2」

 通常時に大外を通過した玉は、風車までの滑走路が長いおかげで勢いがつく。そのため大外ルートで玉がコボレにくい台を見つけたら、チョロ(弱め)打ちにチャンスあり。

 また、玉を屋根にかすらせようとすると「ぬるりッ…」とした挙動になり、緩急の差をつけやすい。

 よって、オーバー入賞率UPを狙った捻り打ちが効くため、発表値よりも甘いボーダーラインで遊技できる。

◆グランドオープン店は朝イチから攻めた方が有利

 グランドオープン店の優秀台は、早々に埋まってしまう可能性が高い。そのため夕方よりも、選択肢が豊富な朝イチに台を厳選したほうが有利。

 また、交換ギャップによる不利益を回避するために、貯玉再プレイサービスを活用するのも有効だ。もちろん会員カードを発行するには身分証を提示する必要があり、プロとみなされたら「系列店すべて貯玉没収&出入禁止」となってしまうリスクもあるが、優位性を知ることは大切。少しばかりのリスクを許容できるのが、数字を上げるパチプロだ。

 そして今年も知識と技を武器に、お盆のパチンコ屋に立ち向かっていく。

文/ミネッチ

【ミネッチ】
技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。

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