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迷子を保護したらキレられた…母親からの“不審者扱い”に「見て見ぬフリした方がよかった」

日刊SPA! / 2024年8月19日 8時53分

 スタッフが迷子との連絡を受けて保護しに来た旨を伝えると疑いは晴れたが、「だったら最初からそう話しなさいよ!」とキレ気味に言われてしまう。

◆「その態度はないだろ」若者も激怒!

「何度も説明してたんですけどね。結局、最後まで我々やスタッフの方に対する感謝の言葉は一切ありませんでした。それどころか無言でそのまま店内に戻ろうとしました。

 はじめは冷静な判断ができず、母親も誤解していたのかもしれませんが、さすがにアレはないなと思いました。特にスタッフを呼びに行った彼は、許せなかったんでしょうね。

『おい、ちょっと待て! あんた、その態度はないだろ!』ってブチ切れてましたから。母親も怒鳴られたことに驚いたのか一瞬身体をビクッとさせましたが、そのまま振り向くことなく立ち去ってしまいました」

◆絶対にお礼の言葉を述べるべきだった

 仲間たちになだめられ、西野さんと女性スタッフに申し訳なさそうに「すみません……」と頭を下げてきた男性。しかし、とても責める気になれず、「俺も君と同じ気持ちだったから。むしろ、代わりに言ってくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えたそうだ。

「今は社会人なので多少気に入らないことがあっても態度や言葉に出すことはないですが、学生時代の私なら彼よりひどい口調で母親を罵っていたかもしれません。

 あの状況ではお礼の言葉を述べるべきですし、ほかの方もそれが当たり前だと思っていたので……。だから、あの時のことを思い出すと今でも正直ムカッ腹が立ちます」

◆もう迷子を見かけても保護できない?

 しかも、この一件がトラウマになってしまったのか、「今後、迷子の子供を見つけても声をかけるのは気が引けますよね」とも漏らす。

「あれだけの人数で保護してもこんな目に遭いますし、仮に自分1人で保護した場合、下手すれば不審者扱いで警察沙汰にされかねないだろうなって。最終的に身の潔白が証明されてもすごく労力と時間がかかると思うんです。

 だったら迷子の子供には悪いけど、見て見ぬフリをしたほうが自分に害が及ぶことはありませんから」

 確かに、こんな経験をすれば善意で手を差してあげたいと思ってもためらいたくなるのは仕方ないかも。

<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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