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ナポリタン320円!ニュースタイル酒場「神田屋」がお手頃すぎ&楽しすぎた<チェーン店ひとり酒>

日刊SPA! / 2024年8月20日 15時51分

 続いてつまみを検討してゆく。メニュー表1枚に収まってしまうシンプルさながら、串、肉系、魚系、一品料理にシメと、かなりバランスの良いラインナップだ。ちょっとひねりの効いたメニューも多く、今日の自分はどの気分なのかと迷わせてくれる楽しさがしっかりある。う〜んう〜ん……。

◆酒場で無条件に頼んでしまう1品

 まずどうしたって気になるのは「ピーマンポテサラ」(165円)だろう。謎の専用(?)容器に生ピーマン、そのなかにポテトサラダという構成。

 それから、僕が個人的に酒場のメニューに見つけたら無条件に頼んでしまう1品を見つけてしまった。

「青唐辛子卵炒め」だ。辛いものと玉子が好きな者として、頼まざるをえない。さらにもう1品、肉系のつまみのなかでもひときわ僕を魅了してくるのが「牛すき焼き鍋」だ。高嶺の花感のあるネーミングに対し、値段はなんと385円。その3品でいこう。

◆続々と届く感動メニュー

 まずはすぐ、ピーマンポテサラが到着。突拍子もないようでいて、見た目どおりでもあるという不思議な1品だ。ヘタの帽子をとると、ワタや種をくり抜かれたピーマンのなかにポテトサラダが入っている。

 食べかたの正解は……たぶんそのままかぶりつくんだろう。しゃくりとひと口かじると、まずよ〜く冷えたピーマンがしゃきしゃきとうまい。そして、ごろごろっと甘いじゃがいもやベーコンの風味、マヨネーズのコクなどがやってきて、うまいことピーマンと調和する。その見た目から、奇をてらったメニューのように感じる人もいるだろうけど、正直言って、だいぶちゃんと美味しい。そして、安すぎる。

 青唐辛子卵炒めはもう、間違いなさすぎ。よく塩気の効いたとろとろの玉子に、しゃきしゃきの青唐辛子の輪切りがたっぷり。夢中で食べていると、ガツーンと爽やかな辛味がやってくる。大好き。

◆牛すき焼き鍋もすごい!

 牛すき焼き鍋がこれまたすごい! ぐつぐつと音をあげながら到着した鍋の中身は、シンプルに、牛肉、豆腐、ねぎ。だが、それは確かにすき焼きがすき焼きであるための構成要素を満たしていて、濃いめの甘辛味で煮込まれた豆腐とねぎがうまい。そして牛肉。想像以上に量があり、適度な歯ごたえに加えて脂の甘み、そして、牛の旨味が噛み締めるごとに広がる。こんなに幸せなひと皿を、こんな値段で独占してしまっていいのだろうか……。

 当然酒がすすみ、チューハイをおかわりしてぐびぐび。

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