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“むしろタトゥーがあるから私”28歳セクシー女優の意外な経歴「一度は普通の生活に戻ろうと思った」

日刊SPA! / 2024年8月26日 15時53分

――今で言う「毒親」みたいな感じですか?

叶芽:虐待を受けていたわけではないですけど。夕飯時に突然両親がケンカを始めて、食器が飛び交う、みたいなことはよくありました。私は机の下に隠れたり、部屋に逃げたり、近くの親戚の家に避難したり……。結局両親は離婚して、今は母親と時々会うくらいです。母も今では性格が丸くなっていて、仲は良くなりましたね。といっても、3年くらい連絡は取ってないですけど(笑)。

◆タトゥーとピアスがあったため「女王様」に挑戦

――フリーター時代はどんなお仕事をしていたんでしょうか。

叶芽:スーパーのパートとか、ガールズバーとか。でもタトゥーも入っているし、ピアスもガッツリ開けていたんで普通の仕事はできないと思って女王様になりました。

――デビュー作も「タトゥーが入った人気女王様の秘められた願望」的な内容ですし。じゃあ女王様になってからセクシービデオへ行ったんですか?

叶芽:いえ、そのあと一回「普通に暮らしたい」という気持ちが出てきた時期があって。髪の毛も黒くして、ピアスも取って、かわいい服を着て生活していたんです。

◆一度は普通の生活に戻ろうとしたけれど…

――それはなぜですか? 結婚、恋愛の問題ですかね。

叶芽:たしかに当時付き合っていた人と「結婚したいな」とは思っていましたし、彼の親からタトゥーやピアスのことを、いろいろと言われたのもありますね。実は彼から頼まれて、指のタトゥーだけ1回消しているんです。でも残りのタトゥーは消すのも難しかったので、隠して生きていこうと。まだ今よりタトゥー自体は全然少なかったんですけどね。

――今はもう、消すのも大変でしょうね。

叶芽:消そうとしたら何百万円、大きいのだと皮膚移植で消す、みたいな感じですから、大変だと思います。でも指のタトゥーは小さかったので、彼に「消してほしい」って言われた、次の日くらいにはレーザーで消したんですよ。でも結局、結婚はしなかったですね。

◆タトゥーの入った元女王様のセクシー女優

――そのあとに今の世界へ飛び込んだわけですね。ご自分で応募したんですか?

叶芽:応募と言うか、先に友達が事務所に入っていたので、私もやってみたいと思って。それで友達に紹介してもらった感じですね。

――タトゥーについて、事務所からなにか言われませんでした?

叶芽:事務所からは「タトゥーがあるからダメ」みたいなことは、まったく言われていませんね。でも「メーカーさんはタトゥーを嫌がることもあるから、デメリットはあるよ」とは言われました。でもそれも承知で、とりあえずメーカーさんの面接回りに行ってみて、デビュー作が決まったんです。

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