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新幹線の指定席を「渡り歩く」50代男性。疑念を抱いた乗客が車掌にチクった結果…

日刊SPA! / 2024年8月26日 8時53分

「名古屋でも乗ってきた男性に『ここ、私』と咎められていました。その後、しばらくして男が名古屋で降りた人の席に座ったことで、『自由席券しか持っていない』と確信しました。乗務員室まで行き、『自由席券で指定席に座っている男がいる』と申告しました」

車掌から声をかけられ、乗車券を見せるよう求められた男。どうなったのだろうか。

「乗車券の提示を求められた男は『違うんです』と浮気がバレた男のような意味不明な言い訳をしていました。すると先に座られ『違う』と指摘した乗客の1人が『この人、ずっと他人の席に座っていましたよ』と申告。『俺も見た』『私も被害にあった』と声が上がったんです。結局乗務員室に連れて行かれることに。どうなったかはわかりませんが、おそらく、差額を請求されたのではないでしょうか。常習性があった場合、刑事罰を受けた可能性もあると思いますよ」

自由席券で指定席に座る行為は契約違反であり、鉄道営業法第29条「有効な乗車券を持たずに乗車すること、乗車券の表示よりも優等の車両に乗車することを禁止する」に違反する可能性がある。なによりも気分良く移動したい乗客に対する迷惑行為。くれぐれも繰り返さないでほしいものだ。

<TEXT/佐藤俊治>

【佐藤俊治】
複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など

―[乗り物で腹が立った話]―

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