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「もしかしてヤンキーですか?」年上の彼がシャコタンのクラウンで危険運転。“最悪のドライブデート”2選

日刊SPA! / 2024年8月28日 8時51分

両手でタバコ、片足はハンドル。片足は、ハンドル!?

(えー!! この人、足で運転してるやん!!)

驚くべきことに、英樹さんは器用に足でハンドルを回して左折し、涼しい顔で交差点を進んでいったのだ。

会って10分で起きたこの出来事に、まだ免許を持っていなかった森さんは「車って、足で運転できるんだ」と衝撃を通り越して思わず感心してしまったらしい。そして、“大人の男性”に舐められたくなかったので動揺は表に出さず、ポーカーフェイスのいい女モード120%で助手席に座っていたという。

「あのときは衝撃的すぎて分かりませんでしたが、今思えば彼はきっと、カッコつけてあんな無茶な運転をしていたんだと思います(笑)」

結局、命からがら辿り着いた場所はラーメン屋。スリリングドライブの割に合わないディナーと、英樹さんのナナメ上をゆくカッコつけアピールに、森田さんがガッカリしたのはいうまでもない。

◆安全運転がかえって危険に

一方、安全運転が裏目に出てしまうこともある。

シホさん(仮名・20代)は「彼氏と車で初めて遠出をした時、安全運転過ぎて逆に冷めてしまったんです」と話す。

その日は、車で2時間ほどの場所に彼の運転で向かっていた。普段から彼の車に乗せてもらうことはあったが、長距離ドライブは初めてだったので、シホさんも楽しみにしていたという。

ワクワクしながら出発し、意気揚々と車を走らせる。だが、このドライブでシホさんは彼の“独特の運転ルール”を知ることになる。

◆そんなに「一時停止」する場所ある?

楽しく車を走らせていたが、次第に異変を感じはじめたシホさん。

「そんなに入り組んだ道じゃないのに、やたらと停止する回数が多かったんです」

そんなに信号あるのかな?と思い顔を上げるが、それらしきものは見えないし、近くに人がいる気配もない。にもかかわらず、何もない場所で相変わらず車は一時停止を続ける。しかも、なかなかの急ブレーキを踏むときもあった。

彼は一体、何とぶつかりそうになっているのか。

◆本末転倒な彼氏のマイルール

さすがに疑問に思い「なんでさっきからブレーキを踏んでるの?」と聞いてみたところ、返ってきた答えは予想外のものだった。

「だって、横断歩道があるでしょ」

彼は人がいようがいまいが、絶対に横断歩道の手前で一時停止をしていたのだ。歩行者が明らかにいないけど止まるのは、「横断歩道の手前は必ず止まらなければいけない」という彼なりのマイルールだった。

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