中年管理職は知らない「若手社員が辞めない会社」に共通する3つの特徴
日刊SPA! / 2024年8月31日 15時51分
◆特徴②「SNS映え」
若い世代を引きつけ、定着させるためには、職場環境が「SNS映え」することが重要です。この世代は日常的にSNSを利用しており、職場の魅力を直接、友人と共有します。
したがって、職場が視覚的にも魅力的であることが、彼らが企業に魅力を感じ、長く留まる理由になります。では、職場をSNS映えする場としてどのようにデザインし、整えるかについて掘り下げたいと思います。
マンションの一室や雑居ビルの一室をオフィスにしている会社も多いですが、オフィスを選ぶ上で日当たりほど重要なものはありません。内装はいつでも変えられますが、日当たりは変えることができません。
大きな窓のついている部屋や、周りに遮るもののないひらけた土地が良いでしょう。今はおしゃれなシェアオフィスも増えてきて、高いお金を出さなくても広くて明るいオフィスを借りることができます。
◆ホームページと社内イベントもSNSを意識
一見、無駄なように思えますが、観葉植物を置くこと、消臭剤や芳香剤を置くことなど、自然と写真を撮りたくなるような場所にすることも大切です。
また、フリーアドレス制を取り入れることで、個人の所有物がデスクに溜まることを防ぎ、常に清潔な職場を維持できます。
会社のホームページは、訪問者に対して会社のイメージとエネルギーを伝える重要なツールです。フリー素材に頼るのではなく、実際に働くメンバーの活動やオフィスの日常を映し出す写真を用いることで、訪問者に対してよりリアルで魅力的な企業イメージを提供します。
社内イベントも、季節ごとに計画し、特にアウトドアや動的な活動を取り入れることで、SNSでの共有価値を高めることができます。自然豊かな場所でのコテージやバーベキューは、非日常的な体験としてSNS上での注目を集めやすく、参加者の満足度も高まります。
◆特徴③「仲間意識を共有」
若い世代にとっての職場は、ただの勤務地ではなく、彼らが社会に貢献し、意義ある仕事を行っていると感じることが重要です。
特にこの世代は、自己実現とともに仲間との結束感を重視するため、企業は従業員が共に成長し、一体感を感じられる環境を整えることが必要。では、若い世代が「この会社なら、仲間とともに社会に貢献できる」と感じるチームづくりの戦略を掘り下げたいと思います。
会社としての大きな目標に、全員が一丸となって取り組む意識は、強固なチームを作る基盤となります。会社の目指す方向性を共有し、メンバーそれぞれがどのように会社の目標に貢献できるかを考えることが、帰属意識と仕事へのモチベーションを高めます。
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