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「ラブホに同行してほしい」“何でも屋”の男性が受けた衝撃の依頼。女性がバスタオル1枚でベッドに横たわり…

日刊SPA! / 2024年9月5日 15時51分

 坂を一緒に歩きながら、あらかじめ予約しておいたラブホの前へたどり着いた2人。小峰さんは「ここでよろしいでしょうか?」と、念のため確認し、彼女がにっこりうなずいたので、ホテルへ入ったといいます。

「女性は、興味深く部屋中を歩き回ったりして、とても感動しているようでした。望みが叶ったようで、ひと安心です。一時はどうなることかと思いましたが……」

◆バスタオル1枚でベッドに横たわる女性

 小峰さんは、ベッドから少し離れた場所にあるソファに座りながらスマホで今後の予定などを確認していると、突然バスルームのほうから彼を呼ぶ声が聞こえてきたといいます。

「どうやら、その女性はお風呂のジェットバスを試してみたくなり、私を呼んだようです。私がバスルームへ移動すると、女性はすでにお湯をためていたので、泡が出る入浴剤を投入し、ジェットバスの操作方法を教えてからバスルームの外へ出ました」

 バスルームでは「ゴーゴー」と、ジェットバスの音が響いていましたが、私はスマホのメール返信に夢中になっていました。

「しばらくスマホと格闘していたのですが、ふと顔を上げると、バスタオル1枚でベッドに横たわる女性が視界に入り、『すみません、このパネルはどうやって操作するのですか?』と、今度は照明パネルに興味がわいたようなので、私は彼女のそばまで移動しました。しかし、次の瞬間、部屋中の照明が全部消えてしまったのです」

◆あぶない、理性を失うところだった

 慌てた小峰さんは、女性の体を踏みつけないように枕元にある照明パネルに近づき、操作を行おうとした次の瞬間、「照明そのままでいいです」と言いながら女性が背後から覆い被さってきたそうです。

「一瞬、ドキッとしました。生暖かい感触が私の背中を覆ってきたのですから。真っ暗な部屋と同様、それと同じように私の理性のともしびも消えかかりそうになりました」

 小峰さんは、それでも必死になってパネルのスイッチを押しまくったところ、部屋全体の照明が一斉に点灯し、2人ともわれに返ることができたそうです。

「自分を褒めたいです。10年前の私だったらブレーキが効かなかったと思います。ただ、あの感触は当分忘れられません。あの日ホテルを出てから彼女には会っていません。なので、どういう意図があったのかは今でもわかりません。ちょっと“オイシイ”仕事だったと思い、明日からまたがんばります!」
 
<TEXT/ベルクちゃん>

【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

―[ラブホの珍エピソード]―

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