久々の帰省で31歳の従姉妹と禁断の愛。子供の顔が「僕に似てきたら…」――仰天ニュース傑作選

◆いきなり「妊娠したかも」LINE

　それからの隆司さんは、以前はずっと不参加だった親戚の集まりに積極的に足を運ぶようになったといいます。目的はもちろん真理子さんと会うこと。

「年に2、3回ですが会うたびに関係を持つようになっていました。なかなか二人きりになれるチャンスがなかったんですが、旦那たちがコンビニに買い出しに行ってる15分間のうちに、空き部屋でささっとすませるとか（笑）。しかも真理子は生理不順を改善するためにピルを飲んでると言っていたので、毎回、避妊せずにそのまま……。でもそれが原因で後々、ヤバい事態に発展したんです。ある日、いきなり『妊娠したかも』ってLINEが真理子から届いたんですよ」

◆従姉妹は魔性の女…わざとか？

　真理子さんから届いたLINEメッセージに隆司さんは動揺し、血の気が引いたそうです。

「旦那と子作りすることにしたので途中からピルを服用するのをやめていたらしいです。真理子は『隆司には言い出せなかった、ごめんね』って謝ってきましたが、なぜか避妊しない僕をそのまま受け入れちゃってたんだそうです。真理子は昔から何を考えてるかわからない魔性の女って感じのタイプだったし、『ごめんね』って言ってたときも深刻な雰囲気じゃなくてあっけらかんとしていたので、もしかしたら真理子は僕の子を妊娠するためにわざと……って勘ぐっちゃってました」

◆「僕の顔に似てきたらどうしよう」

　真理子さんに故意があったのか否かはいまだにわからないといいます。

「婦人科で正式に検査してもらった結果、やはり妊娠はしていたんですが、妊娠時期に僕は会っていなかったことがわかったので、二人の間で僕の子の可能性はほぼないという結論に至りました。ただ、さすがに怖くなって、その一件以来、僕は真理子と距離を置きましたね。その妊娠した子は無事に生まれてすくすく元気に育っていますが、成長していって僕の顔に似てきたらどうしよう……と今でも不安で仕方ないです（苦笑）」

　自業自得なので隆司さんには同情しにくいですし、彼自身とても後悔して反省していましたが、万が一、その子の父親が隆司さんだったとしたらと考えると……。産まれてきた子に罪はないため、その真理子さんの子が幸せな人生を歩んでくれることを祈るばかりです。

＜取材・文／堺屋大地＞

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X（旧Twitter）：@SakaiyaDaichi