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「セックスレス」と「妻の不倫」、離婚の原因で多いのは…「家庭内別居」の38歳男性会社員の実体験

日刊SPA! / 2024年9月12日 15時53分

「あの日から光ちゃんのことがずっと怖かった。また求められたらどうしよう……嫌悪感が消えることはなかったから。もう無理。我慢の限界。別れてください」と切り出した上で離婚届を差し出したのです。前もって前もって役所で用紙を入手するなんて……筆者は「奥さんは一時の感情で行っているのではなく相当な覚悟なのでしょう」とアドバイスしました。

しかし、光輝さんは「夫婦なんてそんなもんだろう。うちの親だってそうだし、そっちの親だって同じじゃないかな。ずっと(セックスを)するなんてドラマや映画のなかだけだろう? うちだけが特別じゃない、他の家だってそうだ」と言い、離婚届へ記入するのを拒んだそうです。

ただ、妻が離婚の二文字を口にしたことで、光輝さん夫婦は家庭内別居の状態に。二人は一つ屋根の下にいるのに、なるべく顔を会わせないよう、おっかなびっくり暮らす…そんな緊張の糸がはりめぐらされた生活に突入したのです。

◆「506だから」という謎のLINEが…

2020年の離婚件数は193,253件ですが、統計上(厚生労働省の「離婚に関する統計の概況」)夫婦が同居したまま、離婚に至るのは全体の29%(54,324件)。一方、離婚する前に別居するのは71%(138,929件)。妻は同居したまま、離婚を切り出したので少数派です。

そんな最中、光輝さんに「506だから」というLINEが届いたのです。送り主は妻ですが、前述の通り、夫婦間の会話はほぼゼロ。三桁の数字は仮にホテルの部屋番号だったとしても、ホテルの一室で待ち合わせをする予定はありません。

筆者は「特に意味はないかもしれませんが、もし別の男性と会うつもりだとしたら一大事ですよ」と助言しました。そこで光輝さんは「どこのホテルだっけ?」と送信。そうすると妻はやり取りの相手がまだ光輝さんだと気付かず、「××だよ。台東区××××」と返してきたのです。妻はまだ何も気付いていない様子です。

光輝さんはいても立ってもいられず、そのホテルに急行。部屋のインターフォンを鳴らしたのですが、「はい」と答えたのはあろうことか妻でした。光輝さんの疑いは灰色から黒色に変わった瞬間でした。妻は無視することもできたのに、平気な顔で応じたので光輝さんは動揺を隠せませんでした。

◆悪びれる様子がない妻は実家に帰ってしまう

そこで光輝さんは「お前、ここで何やっているんだ!」と怒鳴ると、妻は「何でもいいでしょ? 光ちゃんには関係ない」と逆ギレ。「気分転換でデイユースを利用した」と言い訳することも可能といえば可能ですが、妻は暗に不倫を認めた上で「私たち、もう終わっているでしょ? 離婚の話もしたし……何をしようが自由なのよ!」と突き放したのです。

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