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小学生がキャンプ場で無免許運転…。“信じられない言い訳”をする親に制裁を与えた結果

日刊SPA! / 2024年9月14日 15時51分

 炎天下の中、1時間近くかけて汗だくになってテントを張ったのに、その家族はまたしても汗だくになって撤収作業をして帰って行ったという。

◆キャンパーを悩ませる外国人観光客の存在

 また、経営者だけでなく、キャンプ歴10年のベテランキャンパーBさんも「迷惑客の被害にあったことがある」と話してくれた。

 オーバーツーリズムが問題になり、富士山が見えるコンビニエンスストアが苦肉の策として目隠しをしたことは記憶に新しい。こうしたオーバーツーリズム問題はキャンプ場でも起きているという。

「近くの観光ホテルに泊まっている外国人観光客が、富士山が見える岸まで行こうとしてズカズカ入ってくるんです。一応、キャンプ場には英語で“キャンプ場の宿泊者以外は立ち入り禁止”と書かれた看板もあるのですが……。管理人に聞くと『公園と思っているみたいで、言っても聞かないんだよ』って呆れてました」

◆勝手に私物に触れられる始末

 Bさんは外国人観光客が場内をウロウロすることは気にならなかったというが、どうにもイヤだったのは勝手に撮影されることだったという。

「韓国や台湾、アジアでも日本のアウトドアブランドは人気らしく、サイトの中にまで入ってきて勝手に写真を撮るんです。のんびりチェアに座っていたら、4人くらいの外国人がきて、何の挨拶もせずにいきなり写真撮り始めました」

 それだけでなく、外国人観光客の団体はランタンなどアウトドアのギアを手に取り始めてしまったため、Bさんは大きな声で「NO!」と言い放った。

「私が怒っているのに彼らは笑いながら片言の日本語で『ゴメンナサイ』って言って、逃げるように出て行きました。写真撮っていいかくらい聞けよって思いましたね」

 のんびりしているところにズカズカ入ってきて、いきなり写真を撮られた挙げ句、自分の大切なアウトドアギアを触られたら誰だって怒るだろう。Bさんも「こんな形でオーバーツーリズムの被害者になるとは思わなかった」と、複雑な顔で話してくれた。

 日本人だろうが外国人だろうが、ルールを守ることは当たり前のこと。マナーを守ってアウトドアを楽しんでほしいものである。

文/谷本ススム

【谷本ススム】
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

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